2020年5月18日放送「きょうの料理」は、手仕事12か月。四季折々の暮らしになじむ保存食と手仕事の楽しさを紹介するシリーズです。5月は、理にかなった調理法で旬の素材のおいしさを閉じ込める保存食のレシピには特に定評のある松田美智子さんから、”トマト”のおいしさがギュっと詰まったトマトソースと、セミドライトマトのオイル漬けの作り方から活用レシピまで教えていただきます。
こちらでは、「トマトソース」の作り方をご紹介します。使うトマトの種類や状態によって水分量や味わいが変わるので、煮詰め加減や調味の加減はお好みで。ふたをすると色が悪くなるので、蓋をせずに混ぜながら加熱するのがポイントです。
「トマトソース」の作り方
出典:きょうの料理
材料(つくりやすい分量)
- ミニトマト:2㎏
- 三温糖(または砂糖):大さじ2
- にんにく:(大)2かけ
- 塩:適宜
作り方
- ミニトマトは洗ってヘタを除き、水気を拭く。酸に強い材質(耐熱ガラスやホウロウ、土鍋など)の深めで厚手の鍋に入れる。にんにくは縦半分に切り、芯を除いて軽くつぶす。
- 「1」の鍋を弱火にかけ、フツフツとしたら、三温糖とにんにくを加える。
- 加熱しながら、トマトをへらで軽くつぶし、丁寧に混ぜる。周りが煮くずれて水分が出てきたら、弱めの中火にし、焦がさないように時々混ぜながら1時間ほど煮込む。
かさがだいたい半分ほどになればOK。煮詰め加減は好みで調節を。コクが足りなければ三温糖を少々足すとよい。
- ハンドブレンダーでなめらかなソース状にし、粗熱を取る(フードプロセッサーやミキサーを使う場合は、粗熱を取り、数回にわけてかくはんする)。塩は加えずに保存し、使うときに調整する。
清潔なガラスの保存容器に入れて冷蔵庫へ。長期保存する場合は、冷凍用保存袋に平らに入れて冷蔵庫へ。
【保存】・冷蔵庫で約2週間
・冷凍庫で約6週間
・冷凍庫で約6週間
まとめ
松田美智子さんの「トマトソース」の作り方をご紹介しました。見た目も鮮やかでうま味と栄養価をギュっと凝縮したトマトソースは、トマトがたくさん手に入った時に作り置きしておきたいレシピですね♪ぜひ参考になさってみてください。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
松田美智子さんの活用レシピは他にも!
⇒カルパッチョ、目玉焼き、冷ややっこなどなど。フレッシュトマトジュースの作り方も掲載。
詳しくは、NHKテキストきょうの料理 2020年 05 月号をご覧ください!
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