2020年2月6日放送日本人の３割しか知らないこと　くりぃむしちゅーのハナタカ！優越館では「今すぐ試したいプロがオススメするアレンジ料理サーモン」のハナタカが取り上げられました。

◆番組内容はこちら◆
鮭は赤身魚か白身魚か?鮭の身はなんで赤いの?
日本の鮭を生で食べない理由は?
鮭を選ぶときの目利きの方法!
鮭とマスの大きな違いは?
冷凍保存するとき鮮度を保つひと手間とは?

こちらでは、鮭を選ぶ時に役立つ目利きの方法、冷凍保存のひと手間など、知っておいて損はない鮭・サーモンのハナタカについてまとめます。

今回教えてくれるのは、東京都銀座にありますサーモン専門店「王子サーモン」さんです。

王子サーモンさんには、世界各国でとれたサーモンを使った「スモークサーモン」「生食用の刺身」「日本の銀鮭の塩漬け」など、約２５０種類の商品が多く取り揃えられています。

王子サーモンさんの商品はお店にいけなくてもお取り寄せが可能でしたので、通販お取り寄せ情報についてもご紹介しました。よろしければご参考になさってみてくださいね！

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【きょうの料理】「さけのマスタードフリカッセ」の作り方/栄養士の体ポカポカレシピ3日目（2020.2.5）

【鮭・サーモン】は同じもの！

知っている様であまり知らなかったのですが、「鮭」と「サーモン」は呼び方が違うだけで、実は同じものでした。

日本のものを「鮭」、海外のものは「サーモン」と言ったりするらしいのですが、要するに、”食べ方によって呼ばれ方が違う”ため、寿司以外で和風に食べるものを「鮭」、洋風に食べる場合は「サーモン」と言ったりするんだそうですよ！

【鮭・サーモンのハナタカ】鮭は赤身魚か白身魚か?鮭の身はなんで赤いの?

鮭は「白身魚」です。白身魚なのに身が赤いのは、食べる餌の影響で赤くなるため。

身の色が赤く見えるため、赤身の魚と思われがちですが、産まれた時は身は白く、白身の魚に分類されます。身が赤く見えるのは、鮭のえさであるエビやカニなどの甲殻類に含まれる「アスタキサンチン」という色素が関係しています。甲殻類を食べているので、その色素成分が沈着しているというわけでした。

また鮭は身が赤い方が栄養豊富な場合が多いそうです。お店で選ぶ時は赤いものを選ぶのがよさそうですね！

アスタキサンチンには強い抗酸化作用があり、健康や美容に効果の高い栄養成分です。サプリメントであったり、化粧品にも配合されていたりします。

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日本近海でとれる鮭には、アニサキスなどの寄生虫がいる可能性があるため、生では食べてはいけません。

それに対し海外産のサーモンが生食できるのは、主に養殖ものになるため寄生虫の心配がほとんどありません。

鮭もマスも子どもの頃はまったく同じ魚なのに、海に行くか行かないかで呼び方が変わります。

海に行って川に戻ってくるものを「鮭」と呼び、海にはいかず川で一生過ごすものを「マス」と区別されることが多いそうで、カラフトマスのように海にでても「マス」と呼ばれる例外もあるそうです。

「鮭」と「マス」は、呼び方意外にも見た目に大きな違いがありました。

海に行く「鮭」は体長約１ｍほどあるのに対し、海にいかない「マス」は約３０～４０㎝ほどの大きさしかないのです。

またお弁当の切り身を見分ける場合は、ぜひ皮に注目してみてください。

皮に赤い線が入っていると「トラウト＝マス」、ないものは「銀鮭＝鮭・サーモン」となるんだそうです。知っているとちょっと面白いですね♪

脂ののった切り身の鮭を選ぶ時は「筋」がポイントです。

美味しいのは細かい筋が多く、筋と筋の間に少し膨らみがあります。また、皮と身の間にある薄い白い線も”脂のりのいい美味しい鮭”の目利きのポイントです！

鮮度を保ちより素早く冷凍させるには、一切れずつアルミに包むとよいです。

鮭をアルミホイルで包んで急速冷凍させると鮮度を保てますし、そのまま解凍して、アルミのまま焼くことが出来るので簡単ですよ！

王子サーモンさんによると、ラップは不要とのことでした！アルミで包んだ鮭を保存袋に入れるのがよいでしょう。