2023年10月12日 NHK「あしたが変わるトリセツショー」で放送された、「ごぼうのトリセツ」とレシピをまとめましたので、ご紹介します。
面倒な下処理＆少ないレパートリーのお悩みを一挙解決！「ごぼうのトリセツ」。食物繊維たっぷりのごぼうを超簡単においしく食べる驚き技で、ごぼう飯＆ゴボネーゼなど絶品料理！ソムリエ田崎真也さんも驚きの香り引き出すトリセツ技です。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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そのまま使ってごぼう本来の味を楽しもう！
ごぼうは、きんぴらごぼうや煮物などに使われ、食物繊維の豊富さから健康食品としての効果も期待されています。そんなごぼうですが、「皮むきが面倒」「あく抜きが面倒」という理由から、なかなか自炊には敬遠されがちでした。
ですが、実はその「面倒くささ」はまったくの誤解でした。
ごぼうは皮むきもあく抜きもしなくても良い！
ごぼうを育てて30年以上になる北海道の農家・和田政司さんにごぼうの下処理方法を教えてもらうと、水で土を落としたあとは｢皮むきもしない」「あく抜きもしない」んだとか。
今は、アクの少ない時期を狙ってごぼうを収穫しています。また、少し感じることもあるアクの苦みの正体は「ポリフェノール」で、ワインやコーヒーなどにも含まれる抗酸化作用を持つ成分です。
しかし、皮むきやあく抜きをしてしまうことでポリフェノールはもちろん、うまみなども逃げてしまいます。
もちろん、苦みが気になる人は無理にそのまま食べなくてもOKですが、これまで「ごぼうは下処理が面倒くさいから…」と料理に使っていなかった方には、そのままでお手軽にごぼうを食べてみるのがおすすめです。
次に、ごぼうをそのままいただくレシピをご紹介します。
超簡単なのに高級感あり！ そのまんまごぼう飯
家族でも１人暮らしでも作りやすいお手軽レシピです。
材料・作り方はこちらから↓
ごぼうはすりおろして、香りを引き出す「焼きごぼおろし」
ごぼうが愛される理由のひとつ「香り」です。実は、ささがきにして食べるよりも、もっと「香り」を楽しむ調理法がや食べ方がありました。
その方法は「すりおろす」こと。
すりおろすことで、どれほど違ってくるのでしょうか？ごぼうの香りを「冬の森の香りが凝縮した香り」と称するソムリエの田崎真也さんに、その違いを教えていただきました。
ポイントは２つ！
１つ目は、ごぼうには「メトキシピラジン」という一部のワインと共通する香りがあるという点です。ワインは赤身肉と相性が良く、ゴボウにも共通する香りがあるため、同じことが言えるとのとこでした。
２つ目は、ごぼうは「すりおろす」ことによって、とてもバランスの良い香りに仕上がるという点です。
実際に香りの強さを計測したところ、｢ささがき」と「すりおろし」では｢すりおろし」のほうが香りが強く出ることが明らかになりました。
さらに、すりおろしたごぼうを焼くことで、ごぼう独特の苦みが抑えられ甘みが増すこともわかりました。
次に、この「焼きごぼおろし」のレシピをご紹介します。こちらは、いろんな料理に使えて、ごぼうのレパートリーが増えます。
ゴボネーゼ
すりおろしごぼうを油で炒めた「焼きごぼおろし」は、いろんな料理に使えます。ごぼうのアク抜きも皮むきも不要でひき肉との相性バツグンです。
材料・作り方はこちらから↓
焼きごぼおろし
すりおろしたごぼうを焼くことで、ごぼう独特の苦みが抑えられ甘みが増すことが紹介されました。すりおろしごぼうを油で炒めた「焼きごぼおろし」を作っておけば、いろんな料理やスイーツに使えます。
材料・作り方はこちらから↓
ごぼうクレープ
すりおろしごぼうを油で炒めた「焼きごぼおろし」を使って、スイーツにも食事にもなる「ごぼうクレープ」に！
材料・作り方はこちらから↓
ごぼう鶏つくね
すりおろしごぼうを油で炒めた「焼きごぼおろし」を使って、ごぼうとひき肉の相性バッチリの「ごぼう鶏つくね」に！
材料・作り方はこちらから↓
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。ぜひ参考にしてみてくださいね！
[放 送] NHK総合 毎週 木曜 午後７時57分
【司会】石原さとみ
【ゲスト】藤森慎吾，村上知子
【声】濱田マリ，峯田茉優
【語り】山路和弘
[番組内容] MC石原さとみがお届けする新・生活科学情報エンターテインメント番組！
食・健康・生活、あらゆるテーマを、最新科学と大実験・大調査をもとに解き明かし、真のお役立ち情報満載の「トリセツ」にしてご紹介！
