2022年6月9日 NHK「あしたが変わるトリセツショー」で放送された、「ブロッコリーの取扱説明書(取説)・未体験の食感&香り新ワザ」や紹介されたレシピをまとめましたので、ご紹介します。
魅力は栄養だけじゃない!1本で2度おいしいブロッコリーの楽しみ方、ブロッコリーの取説!フレンチシェフ直伝の驚きの絶品料理、新おうちレシピ、アメリカで子供に大人気のブロッコリースロー、農家さんがこっそり楽しむ鮮度がみるみる復活する“YUAGE”技で、異次元のシャッキシャキ感を実現するワザを大公開!ぜひ参考にしてみてくださいね。
Pickup!生産者から“チョク”で届く。新鮮で美味しい食材はこちらから
1本で2度おいしい!知られざる魅力
ブロッコリーは花!
ふだん食べているブロッコリーのつぶつぶの部分は、成長するときれいな黄色い花が咲きます。 ほかの多くの野菜とは違い、ブロッコリーはつぼみの状態の花だったのです。そして、“花だからこそ”の知られざる魅力が!
フレンチシェフ直伝!魅力その① 房の香り
福島県いわき市のフレンチシェフ萩 春朋さんがあみだしたのが、ブロッコリーを薪(まき)で丸焼きにするレシピ。高温で焦げ目がつくまで焼くことで、房が持つ害虫から花を守るための苦み成分が変化し、お肉を焼いたときのような香りが生まれます。
捨てるのはもったいない!魅力その② 茎の甘み
ブロッココリーは、花を咲かせるための栄養が茎にもつまっていて、房の2.5倍もの糖が含まれ、「房は飾りで、食べるなら茎」という農家さんもいるほど、茎には甘みがたっぷり含まれています。アメリカでは、房が嫌いな子どもも喜んで食べるからと、「ブロッコリースロー」という茎のせん切りだけでも売られています。
ブロッコリーの茎レシピ
房のこんがり焼き
材料・作り方はこちらから↓
茎のグリルと茎のピンチョス
材料・作り方はこちらから↓
まるでとれたてフレッシュ! 超シャッキシャキにする方法とは
いつも食べているブロッコリーはしおれていた!
お花であるブロッコリーは生命活動が盛んで、他の野菜に比べて呼吸をたくさんしています。呼吸量が多いと水分が失われやすくなります。
そのため、おうちで調理するときには、畑でとれたての状態よりも、みずみずしさやシャッキシャキ感が失われています。
花のプロ直伝!“鮮度復活”ワザ「湯揚げ」とは?
ブロッコリーをフレッシュにする方法を教えてくれたのは、お花のプロ、生花店主・薄木健友さん。その方法とは「湯揚げ」。茎の断面を切ると、熱湯につけることで水を吸いやすくなります。
茎の断面には「スベリン」という成分が水分を逃さないため“かさぶた”を作っています。”かさぶた”があることで水分を逃さない反面、逆に入りづらくもなっています。そこで茎の断面を切り落とし、再びかさぶたができないように加熱することで、鮮度が復活します。
鮮度回復!湯揚げワザ(YUAGE技)のやり方
材料・作り方はこちらから↓
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。ぜひ参考にしてみてくださいね!
[放 送] NHK総合 毎週 木曜 午後7時57分
【司会】市村正親,
【声】濱田マリ,峯田茉優,
【ゲスト】高橋茂雄,朝日奈央
【語り】山路和弘
[番組内容] MC石原さとみがお届けする新・生活科学情報エンターテインメント番組!
食・健康・生活、あらゆるテーマを、最新科学と大実験・大調査をもとに解き明かし、真のお役立ち情報満載の「トリセツ」にしてご紹介!