2022年12月12日（初回放送）NHK「きょうの料理」で放送された、笠原将弘さんの「黒豆」の作り方をご紹介します。

年に一度、大切な人の喜ぶ顔を思い浮かべながらつくる「おせち」や「ごちそう」。ハレの日の食卓にぴったりのレシピを和食の笠原将弘さんに教わります。

１日目は、思いを込める「おせち」。ブランデーが香る深みのある味わいが楽しめる笠原流の「黒豆」、笠原さんのお店のおせちの中でも人気の高い一品「カステラ卵」、「桜えび入りたたきごぼう」、「田作り」、「数の子の土佐あえ」など笠原流おせち満載です。材料や作り方をまとめたレシピをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

Pickup！生産者から“チョク”で届く。新鮮で美味しい食材はこちらから

黒豆の作り方
1. 材料（つくりやすい分量）
2. 作り方
同じ日に紹介されたレシピ
まとめ

黒豆の作り方

出典：きょうの料理

温かい煮汁の中で豆を戻すと、しわがよりにくくなり、ふっくら形よく仕上がります。ブランデーでほんのり香りをつけると、大人好みの味わいに。

材料（つくりやすい分量）

黒豆（乾）：300g
重曹：小さじ1/2

［A］

水：カップ10
きび糖：300g
しょうゆ：カップ1/4
粗塩：大さじ1/2

ブランデー：大さじ2

作り方

【豆を戻す】
黒豆は洗ってざるに上げる。鍋に［A］を入れて中火でひと煮立ちさせ、火を止める。温かいうちに黒豆、重曹、鉄材を加え、一晩おいて豆を戻す。

重曹を加えるのは、豆を柔らかくするため。黒豆を煮るときに鉄を加えると加熱しても色が落ちず、美しい黒色を保つことができる。市販の料理用の鉄材を使うとよい。
【豆を煮る】
（1）の鍋を中火にかけ、煮立ったらアクを取る。厚手の紙タオル（不織布タイプ）2枚で落としぶたをし、弱火にして約10時間煮る。

煮汁が減ったらそのつど湯を適宜足し、煮汁から豆が出ないようにする。煮汁から豆が出ていると、堅くなるので注意する。
【豆の堅さを確認する】
豆が指でつぶせるくらいまで柔らかくなったら、火を止める。
【ブランデーを加える】
ブランデーを加え、そのまま冷めるまでおいて味を含ませたら完成！（できれば1日おくとよい）。

ブランデーの芳醇(ほうじゅん)な香りで、深みのある味わいになる。アルコールが苦手な場合は省いても。