2023年4月6日 NHK「あしたが変わるトリセツショー」で放送された、「缶詰のトリセツ」をまとめましたので、ご紹介します。
コロナの巣ごもり期間に備蓄した缶詰が“お宝”に大変身！？缶詰を愛する達人たちがスタジオに続々登場！たった１分でもう１品追加！達人流お助けスープ、５分で完成！缶詰メインディッシュ、南極で大好評！フルーツ缶で絶品デザートなど、手間いらずで超時短！なのに味はプロ級の絶品レシピ連発！
缶詰ならではの製造法においしくいただく秘密が…達人直伝の奥義は「薄めて使うべし」や、フランスに学ぶ“ビンテージ缶詰”の魅力☆缶詰博士が今伝えたいホットトピックス！、何が入っているかわからない“ナゾ缶詰”！？、被災者に聞いた「災害時に食べたくなる缶詰」など。ぜひ参考にしてみてくださいね。
Pickup！生産者から“チョク”で届く。新鮮で美味しい食材はこちらから
缶詰の汁＝“超濃縮だし”！
缶詰は、｢非常食｣ ｢そのまま食べる｣ というイメージがありますが、缶詰の汁が超濃縮されただしであるということを知っていることで、料理を格段にレベルアップさせる魔法の食材になります。
缶詰は基本的に、缶に生の材料と調味液を入れて蓋をし、缶ごと高温加熱調理しているので、いわば缶が圧力鍋のようなもの。
しかも、使う水は通常の煮魚調理などと比べてごく僅かで、缶汁に溶け出した具材のうまみが凝縮しています。
うまみ成分「イノシン酸」の量を比べると市販の濃縮だし以上で、いわば缶汁は「超濃縮だし」といえます。しかも、密封殺菌されるので防腐剤無しで長期保存が可能になるという利点も。
和食の達人直伝の極意！｢缶汁は薄めて使うべし」
濃縮されたうまみがあると知らずに缶汁を使うと残念な経験をすることに。缶詰を愛する和食料理人・野﨑洋光さんは、それこそが缶汁が敬遠されがちな原因と考えているといいます。
そこで野﨑さんが教えてくれた極意が缶汁は「薄めて使う」こと！
野崎さんが教えてくれた、レシピもご紹介！
野﨑さんの「至高のお助けスープ」
材料・作り方はこちらから↓
野﨑さんの「ホタテ缶詰とじゃがいもの炊き込みごはん」
材料・作り方はこちらから↓
野﨑さんの「サバ缶のロールキャベツ」
材料・作り方はこちらから↓
缶詰のチャプチェ
材料・作り方はこちらから↓
南極観測隊を支えた缶詰
１年間を南極で過ごす南極地域観測隊の皆さんの調理担当として隊員たちを支えた渡貫淳子さん。渡貫さんによると、基本ゴミは全て日本に持ち帰るということもあり、缶詰の身と汁を別々に使いきることで、一つの缶詰を2度活用していました。
今回、渡貫さんが教えてくれたのが隊員たちを魅了したフルーツ缶による「天使のデザート｣。しかも、たった10秒で作れるほど簡単です。
天使のデザート南極風(ラッシー風ヨーグルト)
材料・作り方はこちらから↓
古い缶詰が”熟成”でお宝になるかも！？
缶詰の中には、時とともに”熟成”して、よりおいしくなるものがあります。
オイル系の魚の缶詰（イワシやマグロの油漬など）は、油が身に浸透していき、柔らかくなり味が深まる変化が起こります。缶詰博士の黒川さんによると、賞味期限ぎりぎりが絶品になんだとか。
多くの缶詰の賞味期限は3年ですが、家の戸棚に眠る古い缶詰を見つけたら、熟成してお宝になっているかもしれません。
フランス流オイルサーディンのバターあえ
材料（2人分）
- オイルサーディンの缶詰（イワシの油漬）：1缶（100g程度）
- バター：50ｇ
- フランスパン：1本
作り方
- オイルサーディンをさらにだし、バターとよく混ぜる。
- フランスパンを斜めに切って（1）をのせれば完成！
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。ぜひ参考にしてみてくださいね！
[放 送] NHK総合 毎週 木曜 午後７時57分
【司会】石原さとみ
【ゲスト】岡田圭右，ＡＨＮ ＭＩＫＡ
【声】濱田マリ，峯田茉優
【語り】山路和弘
[番組内容] MC石原さとみがお届けする新・生活科学情報エンターテインメント番組！
食・健康・生活、あらゆるテーマを、最新科学と大実験・大調査をもとに解き明かし、真のお役立ち情報満載の「トリセツ」にしてご紹介！
