【トリセツショー】正しい洗顔方法のまとめ。1週間で肌改善に期待できる3つの実践ポイント!

2022年9月8日　NHK「あしたが変わるトリセツショー」で放送された、「正しい洗顔法」のトリセツをご紹介します。

今回は、ニキビなどの肌荒れや乾燥を防ぐ「正しい洗顔法」のトリセツです。自己流でやりがちな洗顔も「３つのポイント」に注意して行えば、1週間でお肌の状態の改善が期待できます。

キーワードは、①「朝こそ！」②「バキューム泡」③「ぬるま水」。ふだん人間の肌を守ってくれている皮脂は、時間がたつと酸化して「過酸化脂質」という“悪い皮脂”に変化し、肌にダメージを与えてしまうことも。3つのポイントを抑えて肌の改善が期待できる取説！ぜひ参考にしてみてください！

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朝こそ洗顔料で洗うこと！

｢夜洗ったから大丈夫｣｢乾燥しやすくなる」などと考えて、朝は洗顔料を使わない人も多くいますが、朝に洗顔料を使って洗わないと、肌がダメージを負ってしまう可能性があります。

そこで、番組ディレクターさんが、朝に顔の半分を洗顔料で洗顔し、もう片方は水で洗い流すだけにして、一日を過ごして変化を観察したところ、夜、特殊な機材で撮影を行うと、水だけで洗った顔の方が赤くなりました。

これは、肌がダメージを負った可能性を示す証拠で、赤い部分は｢酸化｣したことを示しています。ふだん肌の表面を守ってくれている｢皮脂｣は、時間がたつと酸化してしまいます。皮脂が酸化すると、肌の細胞も酸化し、そのダメージが、ニキビや炎症、シミやシワを引き起こす原因にもなってしいます。

皮脂が酸化するまでの時間は早ければ6～12時間なので、朝こそ洗顔料で洗顔をすることが重要です！

“バキューム泡”で洗うこと！

きめ細かい泡を使うと、汚れをばっちり落とし、うるおいを保つ効果が期待できます。

洗顔料メーカーの研究員の皆さんは、洗顔料の試験を行うため、一日に何度も繰り返し洗顔することもあります。その洗顔の様子を見てみると、非常にきめ細かく泡立てていました。きめ細かな泡は、触れただけで油汚れを吸収し、洗浄してくれます。名付けて、『バキューム泡』！

汚れ落ちだけじゃない！うるおい保つうれしい効果

『バキューム泡』にはもう一つ、うれしい効果があります。泡がモコモコなので直接肌に触れることなく洗えて、ゴシゴシ洗いで肌を傷つけることがありません。その結果、肌の水分量を保ちやすくなります。

“ぬるま水”ですすぐこと！

バキューム泡 　泡立てのポイント

①手のひらに適量の洗顔料をとる。
②少量ずつ水を加えながら、空気を巻き込むように泡立てる。
③1分30秒～2分程度でフワフワの泡のできあがり！

洗顔のポイント

①泡はTゾーンからのせていく。
②洗うとき手が肌に触れないよう注意！泡だけを当てるように洗う。
③すすぐ際はぬるま水（目安32～34℃）で髪の生え際や、あごのふちなどすすぎ残しに注意する。
④タオルなどで顔をおさえるように水をふきとる。