2022年6月30日 NHK「あしたが変わるトリセツショー」で放送された、血管を柔らかくする簡単ワザ「血管のばし」のやり方をご紹介します。
4月7日放送「血管のトリセツ」の改訂版!健康で若々しくいるためには血管を柔らかく保つことが重要です。そこで、太い血管が通っている体の部位をストレッチする「血管のばし」で、血管の筋肉の緊張を解くことが期待できます。今回はこの「血管のばし」の方法をより見やすく理解しやすい“新ピクトグラム映像”で紹介!ぜひ参考にしてみてくださいね。
健康で若々しくいるための血管のヒミツ
脳の老化が70%遅く、心筋梗塞になりにくい丈夫な心臓を持ち、高血圧や高コレステロールに悩む人もほとんどいない。そんな極めて健康な体を持つのが、南米ボリビアに住むチマネの人々です。推定年齢100歳以上の女性も元気そのもの。なぜ、彼らは健康でいられるのかというと、「血管の柔らかさ」が健康のカギでした。
「血管の柔らかさ」が健康のカギ!
進化医学の専門家、マイケル・ガーヴェン教授の研究によると、ある年代のアメリカ人は51%の人が血管が硬かったのに対し、チマネの人たちではたったの8%。健康のヒミツは、柔らかな血管にあるのです。
ずぼらでもできる!超簡単血管ケアの方法
血管を柔らかくするには「血管伸ばし」!
硬くなってしまった血管を柔らかくするためにおすすめしたいのが「血管伸ばし」です。太ももやふくらはぎなど太い血管が通っているところを伸ばすストレッチです。血管には筋肉があり、その緊張を解くことで、柔らかく保つことができます。
NO(一酸化窒素)という物質には筋肉の緊張を解く作用がありますが、血流がよくなるとそのNOが出て血管を柔らかく保ってくれます。ストレッチには、効率よくNOを出す効果が期待できるのです。
柔らか血管を手に入れる!家で簡単ストレッチ!5つの「血管のばし」のやり方
血管のばしストレッチは5種類あります。両足2回・30秒ずつ伸ばし、朝と夜の2回、行います。ストレッチの間に30秒ほどの休憩を挟んで行います。
血管のばしその1
出典:あしたが変わるトリセツショー
「ひざ裏の血管のばし」
- 直立の姿勢から片脚を前に出し、前に出した方のひざに両手を添える。
- しっかりと体重を前にかける。
- ひざ裏にある血管が伸びた状態で、30秒キープする。
- 終わったら30秒の休憩を挟み、同じ足をストレッチする。
血管のばしその2
出典:あしたが変わるトリセツショー
「足の付け根の血管伸ばし」
- 正座する。
- 両手を前につく。
- 片脚を後ろに伸ばした状態で30秒キープする。
- 終わったら30秒の休憩を挟み、同じ足をストレッチする。
血管のばしその3
出典:あしたが変わるトリセツショー
「太ももの前の血管伸ばし」
- 両足を伸ばして座り、両手を後ろにつく。
- 片脚を後ろに曲げ、太ももの前側を伸ばしている状態で30秒キープする。
- 終わったら30秒の休憩を挟み、同じ足をストレッチする。
血管のばしその4
出典:あしたが変わるトリセツショー
「ふくらはぎの血管伸ばし」
- 座った状態で片脚を前に立て、前に出したひざに両手をそえる。
- しっかり前に体重をかける。
- ふくらはぎをのばした状態で30秒キープする。
- 終わったら30秒の休憩を挟み、同じ足をストレッチする。
血管のばしその5
出典:あしたが変わるトリセツショー
「おしりの血管のばし」
- 寝転んで片足を抱える。
- 太ももの裏からお尻が伸びた状態で30秒キープする。
- 終わったら30秒の休憩を挟み、同じ足をストレッチする。
あしたが変わるトリセツショー「血管のトリセツ」を見逃してしまった!もう一度見たい!という方は、こちらをチェック↓↓↓
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。ぜひ参考にしてみてくださいね!
[放 送] NHK総合 毎週 木曜 午後7時57分
[司会] 石原さとみ
[ゲスト] 平野ノラ,バービー,塚地武雅,鈴木拓
[声] 濱田マリ
[語り] 山路和弘
[番組内容] MC石原さとみがお届けする新・生活科学情報エンターテインメント番組!
食・健康・生活、あらゆるテーマを、最新科学と大実験・大調査をもとに解き明かし、真のお役立ち情報満載の「トリセツ」にしてご紹介!