2025年6月9日(初回放送) NHKEテレ「グレーテルのかまど」『江戸吉原の甘露梅』より、「甘露梅(かんろばい)」の作り方・レシピをご紹介します。
今回のお菓子は、梅の実をしそで包んで砂糖漬けにした、求肥で包んだあんをしそで巻いた甘露梅という小さな菓子です。江戸吉原の女性たちが総出で仕込んだ甘露梅は、吉原名物として知られるようになり、日本各地の梅の名所でも作られるようになりました。今も小田原名物としてその名残をとどめる小さなお菓子作りにヘンゼルも挑戦。材料や作り方をまとめたレシピをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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甘露梅(かんろばい)の作り方・レシピ
材料(12個)
[梅あん]
- 白こしあん:300g
- 水:100ml
- 梅の甘露煮:50g
[求肥の生地]
- もち粉:100g
- 水:90ml
- 上白糖:200g
- 片栗粉(手粉):適量
[仕上げ]
- 水:160ml
- グラニュー糖:80g
- 赤紫蘇梅酢漬け:12枚
梅あんをつくる
- 梅の甘露煮の種を取り、刻む。
- 鍋に白こしあん、水を入れて火にかけ、木べらですくえるくらいのかたさまで炊く。
- (1) を加え、再度火にかけ、全体に梅の甘露煮が混ざり梅の香りがあがれば炊きあがり。
- 平らな容器に小分けにして冷まし、25gずつに分割し丸めておく。
求肥の準備
- 生地を4等分にし、平たくのばして真ん中に穴をあける。
- お湯を沸かしておく。
求肥をつくる
- もち粉に水を加え、耳たぶぐらいのかたさまでこねる。
- 生地を4等分にし、平たくのばして真ん中に穴をあける。
- 沸騰したお湯に生地を入れて約5分ゆでる。
- ゆで上げた生地を別の鍋に入れ、弱火で練りながらひとつにまとめる。
- 上白糖を3回に分けて加えながら練る。
- 手にくっつかなくなったら炊きあがり。
あんを包む
- 手粉(片栗粉)に移し、25gに分割する。
- 生地を平らにし、あん玉25gをのせ、生地を少し引っ張りながら包む。
仕上げの準備
- 水とグラニュー糖を煮溶かし、冷ましてシロップにしておく。
- 赤紫蘇の梅酢漬けをシロップに3時間以上漬け込む。
仕上げ
- 赤紫蘇をシロップから引き上げ余分なシロップを拭き取る。
- (1) の上に、あんを包んだ求肥をのせ包み、下に向けて置き、軽く手のひらで押す。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。ぜひ参考にしてみてくださいね!