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【トリセツショー】耳石くずし体操のやり方。めまいの取説。

あしたが変わるトリセツショー
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2023年1月7日 NHK「あしたが変わるトリセツショー」で放送された、「耳石(じせき)くずし体操」のやり方をご紹介します。

今回は、「めまいのトリセツ」です。もう“めまい”に悩まない!知られざるめまいのメカニズムと最新の対策を紹介!

もっとも多いタイプのめまいをあっという間に治す達人医師による「耳石くずし体操」や、治りづらいタイプのめまいの症状改善に注目を集めている「意外な治療法」など。ぜひ参考にしてみてください!

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めまいの原因の多くは内耳に

めまいの原因の多くは、耳の奥にある内耳の異常。どんな異常が起きているかで、症状や対策が異なります。メニエール病などの治りずらいめまいや原因不明のめまいではなく、めまい診療で最も多いのは、耳石が原因で起きるBPPV(良性発作性頭位めまい症)

内耳には頭の傾きを知るための「耳石」と頭の回転を知るための3つの「半規管」があります。耳石の一部が欠け、半規管に入り込むことで脳に異常な情報を伝えてしまい、めまいが起こります。

□ぐるぐる回る もしくはふらふらするようなめまい
□5分以内に治まる
□頭を動かしたときに起こる(寝返り、寝起き、首を上下に振るなど)
□めまい以外の症状が一緒に起こらない(難聴、耳鳴りなど)

すべて当てはまるとBPPV(良性発作性頭位めまい症)の可能性大!

加齢、女性ホルモンバランス異常(カルシウム代謝異常)、ストレス、内耳の病気、頭部外傷などが耳石が欠ける要因となりますが、耳石を追い出す「耳石置換法」で治すことができます。

耳石置換法は、耳鼻咽喉科専門医、めまい相談医(日本めまい平衡医学会に認定されためまいの専門医)などが行うことができ、およそ8割の人が改善します。

治療では、頭を傾けることで、めまいがしているときにおこる目の動き(眼振)を捉え、どの半規管に耳石が入っているかを見つけます。
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自宅でできる!耳石くずし体操

ベルランド総合病院 めまい難聴センター センター長 今井高夫さんによると、BPPV(良性発作性頭位めまい症)は再発しやすいため、自宅でできる耳石くずし体操(Brandt-Daroff法)がおすすめで、半規管に入った耳石を動かすことで、影響がでない大きさに崩せると考えられているんだそう。

半規管内の耳石は頭を動かして崩す!

耳石くずし体操のやり方

①座った状態で真横を向き、向いたのと逆に倒れて30秒そのまま

②元の姿勢に戻り、30秒そのまま

③逆の方向をむいて同様の動きをする

➀~⑦を5回繰り返して1セットです。朝晩1セットずつ行います。1週間程度で効果が現れます。1か月で4~6割の人が改善します。
【注意】体操中にめまいがおこることがあります。めまいが30秒以上治まらない場合は体操をやめ、医療機関を受診してください。首や腰に痛みを感じる方はお控えください。

まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございました。ぜひ参考にしてみてくださいね!

当ブログでは、『あしたが変わるトリセツショー』に関する記事を他にもまとめています。ぜひあわせてご覧くださいね。あしたが変わるトリセツショーの記事はこちら

NHK『あしたが変わるトリセツショー』
[放 送] NHK総合 毎週 木曜 午後7時57分
【司会】石原さとみ
【ゲスト】IKKO,小沢一敬
【声】濱田マリ,峯田茉優
【語り】山路和弘
[番組内容] MC石原さとみがお届けする新・生活科学情報エンターテインメント番組!
食・健康・生活、あらゆるテーマを、最新科学と大実験・大調査をもとに解き明かし、真のお役立ち情報満載の「トリセツ」にしてご紹介!
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