2024年3月18日（初回放送）NHK「きょうの料理」で放送された、北村光世さんの「レモンメレンゲパイ」の作り方をご紹介します。

自宅でハーブを育てる暮らしを楽しむ、食文化研究家の北村光世さんの「レモン香る庭から」。今回は、植物の香りと力を愛する北村さんならではの、レモンの楽しみ方を教わります。

バターではなく植物油でつくるサクサクの生地に、さっぱりとしたレモンフィリングがよく合うメレンゲパイ。ボリュームたっぷりなのに、食べ心地が軽いおもてなしにもピッタリなお菓子です。材料や作り方をまとめたレシピをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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レモンメレンゲパイの作り方
1. 材料（8人分/直径約23cmのパイ皿1枚分）
2. 作り方
同じ日に紹介されたレシピ
まとめ

レモンメレンゲパイの作り方

材料（8人分/直径約23cmのパイ皿1枚分）

［生地］

薄力粉：240g
塩：小さじ1/2
エクストラバージンオリーブ油：60g
水：大さじ4

［レモンフィリング］

卵黄：3コ分
水：カップ1・1/2

［A］

グラニュー糖：225g
コーンスターチ：大さじ3
薄力粉：大さじ2

［B］

バター：大さじ2(24g)
レモン汁：大さじ3
レモンの皮（すりおろす）：大さじ1

［メレンゲ］

卵白：3コ分
レモン汁：小さじ1
グラニュー糖：65g

作り方

ボウルに薄力粉をふるい入れ、塩を加えて混ぜる。オリーブ油を回し入れ、両手の指で粉をつまむようにしてすり混ぜる。全体がそぼろ状になったら、分量の水を少しずつふりながら、大きく混ぜてひとまとめにする。
幅の広いオーブン用の紙を60cmほどの長さに切って半分に折り、固く絞ったぬれ布巾にのせる。紙の中央に1をはさみ、麺棒で3mm厚さ、直径25～30cmの円形にのばす。
パイ皿に敷き詰め、縁に沿って余分な生地を切り落とす。フォークの背で縁に模様をつけ、底は全体にフォークを刺して空気穴を開ける。
220℃に温めたオーブンで15分間ほど、薄いきつね色になるまで焼く。パイ皿に入れたまま冷ます。
卵黄はボウルに溶いておく。
鍋に［A］を入れて耐熱のへらで混ぜ、中火にかける。分量の水を少しずつ加えながら混ぜ、沸騰後、さらに混ぜながら1分間煮立たせる。
（6）の1/4量を5に加えて手早く混ぜ、（6）の鍋に戻し、さらに混ぜながら煮る。再び沸騰したら1分間煮立たせ、火を止める。ムラがあれば手早く混ぜてなめらかにし、熱いうちに［B］を順に加えて混ぜる。表面にラップをピッタリと貼りつけ、10分間ほどおく。
別のボウルに卵白を入れて泡立て器でほぐし、レモン汁を加えて泡立てる。フワフワになったらグラニュー糖を少しずつ加え、ツノが立つまで泡立てる。
（4）のパイに（7）のレモンフィリングを流し入れ、（8）のメレンゲをのせる。180℃に温めたオーブンで8～10分間、メレンゲに焼き色がつくまで焼いて完成！