2024年3月5日（初回放送）NHK「きょうの料理」で放送された、後藤加寿子さんの「新じゃがのふきのとう塩」の作り方をご紹介します。

みずみずしい新じゃがと新たまを味わい尽くす2日目。2日目は茶道の家元に生まれ、料理研究家として活躍する後藤加寿子さんがホッとする和食3品伝授してくれます。

「新じゃがのふきのとう塩」は、丸ごと香ばしく焼いた新じゃがにこの時期芽吹くふきのとうをちりばめた一品です。口に入れた途端、フワッと春が香ります。材料や作り方をまとめたレシピをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

新じゃがのふきのとう塩の作り方

ふきのとうは使う直前にガクを1枚ずつはがし、蕾は粗みじん切りにする。バットに天ぷら粉とガクを入れて粉をまぶす。フライパンにサラダ油を1cm深さまで入れて180℃に熱し、ガクをサッと揚げ焼きにしてカリッとさせる。蕾も同様に天ぷら粉をまぶして揚げ焼きにする。
（1）のフライパンの余分な油を除いてサッと拭き、（1）のガクと蕾を弱火でいる。出てきた油を途中で拭きながらカリッとさせ、塩（2つまみ）をふる（ふきのとう塩）。
ふきのとうから油が出てこなくなるまでいりつけ、カリッとさせる。
じゃがいもはたわしで軽く表面をこするようにして洗う。水けを拭かずに耐熱皿にのせてふんわりとラップをかけ、電子レンジ（600Ｗ）に約2分30秒間をかける。取り出して上下を返し、再びラップをしてさらに2分～2分30秒間、竹串がスッと通るまでかける。
フライパンにサラダ油（大さじ1）を中火で熱し、水けを拭いた（3）を入れる。軽く焼き色がつくまで転がしながら焼き、暑いうちに塩（2つまみ）をふる。器に盛り、（2）のふきのとう塩をふって完成！