2023年6月12日(初回放送)NHK「きょうの料理」で放送された、上田淳子さんの「塩分5%のはちみつ梅干し」の作り方をご紹介します。
料理研究家の上田淳子さんから初夏のやさしい手仕事を教わる2日間。1日目は、減塩で、梅本来の酸味とフルーティさが味わえる「塩分5%のはちみつ梅干し」です。カビが生えたりするのを防ぐコツや、冷凍用保存袋で漬けて手間がかからず、少量でも作れる方法を伝授。甘さ控えめなのでそのまま食べても料理の味付けにしても◎。失敗しにくい「梅シロップ」も紹介。材料や作り方をまとめたレシピをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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塩分5%のはちみつ梅干しの作り方
出典:きょうの料理
少ない塩分でつくるコツは、はちみつに浸すこと。梅酢が上がる前に腐敗したり、カビが生えたりするのを防ぎます。
材料(つくりやすい分量)
- 完熟梅(傷があるものは除:1kg(※2L~3Lサイズがおすすめ。)
- ホワイトリカー:大さじ2
- 粗塩:50g(梅の重さの5%)
- はちみつ:150g(梅の重さの15%)
[用意するもの]
- 竹串
- 冷凍用保存袋(Mサイズ)4枚 しっかりと口が閉まるので冷凍用がよい。
- おもし(梅の重さの倍程度/ペットボトルに水を入れる等)
- バット4枚
[土用干しで用意するもの]
- 大きめのざる
- 台
- 保存容器(ガラスなど酸に強いもの):2コ
作り方
- 【塩・はちみつ漬けづくり:6月上旬~下旬】
梅は傷つけないように水洗いをし、ざるに上げる。紙タオルで水けを丁寧に拭き、さらに表面の水分が乾くまで、紙タオルを敷いたバットに広げて乾かす。 - なり口のヘタを竹串で取り除く。
- 冷凍用保存袋(2枚)に梅を半量ずつ入れる。ホワイトリカーを大さじ1ずつ袋に加え、口を閉じて全体に行き渡らせる。
- 塩を半量ずつ加え、梅にからめる。さらにはちみつを半量ずつ加え、梅をつぶさないように注意して全体に行き渡らせる。
- 袋ごと水につけてしっかりと空気を抜き(水が入らないように注意)、口を閉じる。袋の水けをよく拭き、保存袋をもう1枚ずつ重ねて二重にし、口を閉じる。
- (5)を平らにしてそれぞれバットではさみ、おもしをのせて常温におく。1日1〜2回袋の上下を返し、塩とはちみつをよくからめる。3日後におもしを半分にし、5~7日間たって梅酢が十分に上がったらおもしを外し、冷蔵庫に移す。土用干しまで1か月間ほど、時々上下を返す。
- 【土用干し:7月下旬~8月上旬(梅雨明けの晴天が続くころ)】
梅を袋から取り出し、軽く汁けをきってざるに並べる。9〜17時ごろまで、台にのせて屋外で日光に当てる。昼ごろに一度上下を返し、夕方にざるごと室内に取り込む。
*梅酢は酸に強い清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で保存する(殺菌のため、1日日光に当ててもよい)。1か月間保存可能。 - 翌日も同様に干す。皮が薄く、実が柔らかくなるまで計2~3日間干したら、清潔な保存容器に入れ、秋まで冷蔵庫で保存する。
同じ日に紹介されたレシピ
まとめ
最後までご覧いただき、ありがとうございます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
放送
[Eテレ]月曜~火曜 午後9時
[総合]金曜 午後0時20分
再放送
[Eテレ]月~水曜 午前11時30分 (Eテレ1の再放送)
[Eテレ]水曜 午後9時/翌月曜 (総合の再放送)
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