2022年9月26日（初回放送）NHK「きょうの料理」で放送された、ムラヨシマサユキさんに教わる「栗の甘露煮」の作り方をご紹介します。

今月のはじめての手仕事は「栗の甘露煮」。菓子料理研究家・ムラヨシマサユキさんが、実りの秋の代表格「栗」で、そのまま食べてもお菓子にしてもおいしく、つくりやすい、甘くて香り豊かな「甘露煮」を紹介。

「蒸し栗ペースト」はラム酒の香りが広がる極上の味わいで、そのままラスクやパンに乗せても、お菓子にアレンジしても◎。この蒸し栗ぺーストを使ったパウンドケーキ、割れてしまった甘露煮トーストに！蒸し栗ペースト＆甘露煮でかんたんモンブランなど、アレンジも豊富！材料や作り方をまとめたレシピをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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栗の甘露煮の作り方
1. 材料（つくりやすい分量）
2. 作り方
同じ日に紹介されたレシピ
まとめ

栗の甘露煮の作り方

出典：きょうの料理

そのまま食べても、お菓子にしてもおいしくつくりやすい栗の甘露煮です。ウイスキーがふわりと香ります。下ゆでする際に、余熱で火を入れるのが煮崩れしにくいポイントです。

材料（つくりやすい分量）

栗：500g（正味300g）

［バニラシュガー］

バニラビーンズ：1/2本
グラニュー糖：200g

ウイスキー：大さじ2

作り方

【バニラシュガーをつくる】
バニラビーンズは縦に切り目を入れ、中の種をこそいで取り出し、グラニュー糖と混ぜる。さやはとっておく。
【皮をむく】
圧手の鍋（直径18cm）に栗とたっぷりの水を入れ、中火にかける。栗の表面に気泡が出てきたらふたをして火を止め、15分間おく。

熱めのお風呂くらいの温度の湯につけて、鬼皮を柔らかくする。
栗の底面を包丁で切り落とす。残りの鬼皮を手でむき、渋皮を包丁でむいて栗を水につける。
皮をむいた栗は、むいたそばから水につけると、乾燥して割れやすくなったり色が変わったりするのを防げる。
【下ゆでをする】
鍋に（3）の栗の水気をきって入れ、完全にかぶるまでたっぷりの水を入れ、完全にかぶるまでたっぷりの水を加えて中火にかける。沸騰したらふたをし、火を止めて15分間おく。

余熱で火を入れると煮くずれしにくくなる。
【甘みをつける】
ふたを取って、湯をヒタヒタくらいになるまで捨てる。（1）のバニラシュガーとバニラビーンズのさや、ウイスキーを加え、オーブン用の紙などで落としぶたをして中火にかける。

湯の量を調節して落としぶたをすると、栗が動かず、割れにくい。
沸騰したら弱火にし、15～20分間煮る。火を止めて、ふたをしてそのまま冷ませば完成！煮汁（シロップ）ごと清潔な保存容器に入れる。
煮る時間は約15分間。栗が大きければ、約20分間を目安にする。