2025年4月7日(初回放送) NHKEテレ「グレーテルのかまど」『ハイジ もうひとつの物語 アルプスのくるみタルト』より、「エンガディナー・ヌストルテ」の作り方・レシピをご紹介します。
今回は、スイス グラウビュンデン州の名物スイーツ。香ばしいクルミ入りのキャラメルがサクサクの生地に包まれた、エンガディナー・ヌストルテと呼ばれるくるみのタルトです。
グラウビュンデン州は「アルプスの少女ハイジ」の舞台となった、ハイジとおじいさんの山小屋のある場所です。19世紀スイスの歴史と風土を背景に誕生した、くるみのタルトづくりにヘンゼルが挑戦!材料や作り方をまとめたレシピをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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エンガディナー・ヌストルテの作り方・レシピ
材料(直径18cm 1台分)
[練り込みパイ生地]
- 無塩バター:150g
- グラニュー糖(細かいもの(製菓用)):75g
- 塩:1.5g
- バニラエッセンス:1g
- 卵黄:10g(Mサイズ0.5個分)
- 卵:30g(Mサイズ0.6個分)
- 薄力粉:225g
- 塗り卵:10g(Mサイズ0.2個分)
[詰め物]
- 水あめ:7g
- グラニュー糖:70g
- 生クリーム(乳脂肪分45~47%程度):70g
- バター:30g
- はちみつ(百花蜜):30g
- くるみ:160g
パイ生地の準備
- バターと卵、卵黄を室温に戻しておく。
パイ生地をつくる
- バターにグラニュー糖、塩、バニラエセンスを加え、混ぜる。
- 卵黄を加える。
- 卵を2回に分け、加える。
- 小麦粉を加える。
- 210g(下生地用)とそれ以外(上生地と側面)に分け、ラップで包み冷蔵庫で1時間以上冷やす。
- それぞれの生地を5㎜厚にのばし、冷やす。
フィリングの準備
- くるみを160℃のオーブンで中心まで薄茶色になるまでローストしておく。(15分程度)
- オーブンペーパーと直径16㎝のセルクルを準備しておく。
- 生クリームを湯せんし人肌以上に温めておく。(直前に行う)
フィリングをつくる
- 鍋に水あめを入れ、中火にかける。
- 水あめが沸き始めたら、グラニュー糖を1/4量加える。
- 溶けたら、残りの1/3を加える。
- (3)が溶けたら、残りのグラニュー糖をすべて加える。
- 薄茶色のキャラメルになるまで、鍋を回しながら加熱する。
- 湯せんで、人肌ぐらいに温めた生クリームを加え沸かす。
- バターを加えて、沸かす。
- 一度火を止め、一部をスプーンに取り、氷水につけてキャラメルのかたさを確認する。やわらかいキャラメル状になったら9へ。
そうでなければ、再び火をつけ、煮詰める。 - はちみつを加えて混ぜ、全体を沸かす。8と同じように、かたさを確認する。
- 弱火で温めながらローストしたくるみを加え、全体にキャラメルをまぶす。
- 鍋の底からキャラメルが沸く程度まで温まったら、準備2のオーブンペーパーの上にセルクルを置き、流し込む。
フォークで高さを整え、室温になるまでそのまま冷ます。
仕上げの準備
- オーブンを200℃に温めておく。
- 塗り卵を溶いておく。
エンガディナーの仕上げ
- 上にかぶせる生地をセルクルで抜いて冷やしておく。残りの生地から1.5㎝幅の側面用の生地を切り出しておく。
- 底生地はセルクルで抜き、セルクルごとオーブンペーパーの上に置く。
- 刷毛で水を生地のふちに塗る。1.5㎝幅の生地ですきまなく側面を作り、側面の生地も上面に水を塗る。
- フィリングを入れる。
- 上生地をのせ、ふちをフォークでしっかり押さえる。
- 塗り卵を塗り、フォークで模様をつける。
- 3㎜厚程度に伸ばした生地をヤギ型で抜き、のせる。(お好みで)
- のせた生地にも卵を塗り、200度のオーブンで40分焼く。
- 焼き上がり、網の上などで冷ます。
グレーテルのかまど アルプスの少女 くるみタルトの作り方・レシピ まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。ぜひ参考にしてみてくださいね!