2020年8月27日放送、日本人の3割りしか知らないこと くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館では、平日のみ1日24食限定で完全予約制のスパイスカレー専門店「サランサー」が教えるカレー雑学が取り上げられました。
スパイスカレー専門店が、
・ルーを入れるタイミング&隠し味は○○と○○残り汁!?
・辛さ軽減は○○&辛さアップは○○
を解説してくれました!
こちらでは、スパイスカレー専門店が教える驚きのカレー雑学と「自宅カレーが格段に美味しくなるひと手間(秘技&隠し味)」についてご紹介します。この記事を読めば、いつものカレーが格段に美味しさアップする方法がわかります。ぜひ参考にしてみてください。
スパイスカレー専門店「サランサー」 店舗情報
カレーを寝かせる時や保存の注意ポイント
スパイスカレーは寝かせることなく、出来立てを食べるのが美味しいとのことですが、自宅で作るルーのカレーは、寝かせることで具材のもつうま味成分が出てコクが増します。
寝かせる時の注意点は、食中毒です。カレーは常温がもっとも菌が繁殖すると言われ、季節に関係なく冷蔵庫(または冷凍庫)での保存がオススメです。
粗熱をとる際も、常温の時間を短くした方がいいため、氷水で冷やすなどした方が効果的です。また、フタの水滴からも雑菌が繁殖しやすいので、注意が必要です。フタをする前にタオルを挟むなどして、水滴を吸収して食中毒のリスクを減らすことができます。
- 季節に関係なく、冷蔵または冷凍保存がオススメ!
- 粗熱を取る際は、常温の時間を短くするのがポイント!
- フタの水滴からも雑菌が繁殖しやすいので注意!
ルーを入れるタイミングとその理由
ルーは最後に火を止めてから入れる!
なぜなら、ルーの主成分が小麦粉で高温だと固まってしまうため、温度を下げたほうが溶けやすくなります。
ちょい足しでカレーが美味しくなる”隠し味”は?
コクを増し味に奥行きを出すなら「しょう油」
カレーの隠し味には色々ありますが、専門店ではしょう油を使います。しょう油のうま味成分が、カレーにコクを増し味に奥行きがでるのでオススメです。
市販のカレーを本格的なスパイスカレーに近づけるなら「キムチの残り汁」
発酵食品の「キムチの残り汁」はヨーグルト同様に、カレースパイスとの相性がよいそうです。カレーの美味しさは辛みと酸味がメインなので、キムチの辛味と酸味がカレーの味をそこあげし、より美味しくなります。
隠し味にハチミツを使う時はタイミングが重要
隠し味にハチミツを入れる時は、タイミングが重要です。仕上げの隠し味ではなく、ルーを入れる前で野菜を煮込むときにハチミツを入れます。
ハチミツの消化酵素がカレーのとろみを消してしまうため、ハチミツを最後に入れてしまうと、カレーが水っぽくなってしまいます。ハチミツを入れて20分以上加熱してからルーを投入すると、水っぽくなりません。
冷蔵庫に入れておくと固くなってしまうカレーですが、ハチミツを入れておくだけで、固くなりません。
辛さを軽減するには「レモン汁」、辛さアップは「一味唐辛子+塩」
カレーの味をほとんど変えずに辛さだけを抑えるには「レモン汁」を加えます。レモン汁のクエン酸がカプサイシンの刺激を和らげてくれます。大さじ1杯程を目安に加えると味を変えずに辛さを軽減することができます。ポイントはクエン酸の効果なので、酸が含まれるもの・お酢でもOK!です。
また、辛さだけをアップするには、一味唐辛子を加えます。一味唐辛子には唐辛子以外何も含まれていないものなので、「一味唐辛子+塩」で味を整えると、辛さだけをアップすることができるとのことでした。
まとめ
スパイスカレー専門店が教える驚きのカレー雑学と「自宅カレーが格段に美味しくなるひと手間(秘技&隠し味)」をご紹介しました。カレーはご家庭でも登場頻度の高い料理だと思います。ひと手間加えてぜひ美味しいカレーを作ってみてくださいね。最後までお読みいただき、ありがとうございました。