2025年10月13日(初回放送)NHK「きょうの料理」で放送された、榎本美沙さんの「干し柿」の作り方をご紹介します。
今回は「はじめての手仕事」 。テーマは料理研究家の榎本美沙さんから教わる「干し柿」です。太陽の恵みをたっぷり受けた干し柿の甘さは格別なおいしさ。昔ながらの軒下がなくても、干し柿が手軽につくれる方法から、手作りの干し柿を使った甘じょっぱさがくせになる「干し柿白みそトースト」、紅茶と甘酒とあわせた温かいドリンク「干し柿と甘酒のチャイ風」など、手軽なアイデアレシピまで。さらに甘柿を2~3日干すだけでできてお茶うけにぴったりな「セミドライ干し柿」など、旬の食材をふんだんに使った秋らしい献立を伝授してくれます。材料や作り方をまとめたレシピをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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干し柿の作り方
材料(12コ分)
- 渋柿:12コ(2〜2.4kg)
渋柿
渋柿は甘がきより糖度が高く、干すと渋みがやわらいで本来の甘さが引き出される。ひもでつるしやすいように、枝をT字形に残して切られたものを使う。
下準備
- 消毒用の焼酎(35度以上/ホワイトリカーでもよい)適量を霧吹き(アルコール対応のもの)に入れる。
- 柿をつるすためのポリエチレン製のひもを6本(長さ60〜70cmに切る)準備する。
作り方
- 渋柿は洗って水けを拭く。底からヘタに向かって縦に皮をむく。
- 柿1コの枝にひも1本の片端をひっかけ、固結びにする。
- ひものもう片端をも同様にして、もう1コの柿に結びつける、残りの柿も同様に結ぶ。
- 鍋に湯を沸かし、ひもを持って柿を湯に沈める。5秒間たったら引き上げ、ざるに並べて湯をきる。残りの柿も同様にする。
- 戸外の風通しのよい場所で、物干し竿などにハンガーを2つ、間隔をあけてかける。ハンガーに(4)を3組ずつ、ひもの長さに長短をつけて柿が互い違いになるようにして、バランスよく吊るす。
- 柿の表面全体に焼酎を吹きかけ、1週間ほど干す。夜間と雨天時は室内に取り込む。
- 1週間ほどたって、柿の表面が乾いたら、清潔な手で柿全体をやさしくもむ。翌日以降も、干し上がるまで毎日1回、同様にもむ。
- さらに1〜2週間干し(干しはじめてから2~3週間)、渋みが抜けて好みのかたさになったら完成!枝ごとひもを切り落とす。
このレシピのポイント
【このレシピのポイント】
- 湯通しと焼酎で殺菌することで、カビを防いで安全に干せる
- もむ工程で中の水分が均等に抜け、しっとり甘い干し柿に仕上がる
- 干す期間を調整して、好みの柔らかさや甘さに仕上げられる
【こんな方におすすめ】
- 自家製の自然な甘味を楽しみたい方
- 秋の保存食づくりを体験してみたい方
- 手作りの干し柿でお茶請けやお菓子作りに活用したい方
まとめ
最後までご覧いただき、ありがとうございます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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