2020年2月4日放送 この差って何ですか?で話題になった「太りやすいチョコと太りにくいチョコの差」について取り上げます。
番組では、5種類のチョコレートの中から「太りやすいチョコレート」をランキングで予想します。
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「ミルクチョコレート」
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「ホワイトチョコレート」
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「ビターチョコレート」
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「抹茶チョコレート」
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「アーモンドチョコレート」
この5種類のチョコレートの中で、一番太りやすいチョコレートはどれでしょうか!?
おかずクラブ・ゆいPは「私が一番好きなチョコレートだから、ホワイトチョコレートが一番太りやすいと思う」と言っていますが、どうでしょうか!?
こちらでは、「太りやすいチョコレート」をランキング形式でご紹介します。
★ホワイトチョコ&抹茶チョコにはカカオが入ってない!?衝撃の作り方
★たぶんイチゴチョコも同じかと…
★アーモンドチョコが意外と○○
などの、「健康チョコレートの差」についてもまとめますので、お好きな項目よりお読みくださいね!
詳細は、わかり次第、追記・修正します。
ヘルシー・カロリーオフな『豆腐×チョコレートで「生チョコ」の作り方』もおすすめ!
「太りやすいチョコ」と「太りにくいチョコ」の差
東京慈恵会医科大学付属病院 管理栄養士の赤石定典先生に「太りやすいチョコ」と「太りにくいチョコ」の差について教えていただきました。
これら5種類のチョコレートのカロリーを比べてみると、どれもほぼ同じカロリーなのに、「太りやすいチョコ」と「太りにくいチョコ」がありました。
- ミルクチョコレート:558cal
- ホワイトチョコレート:588cal
- ビターチョコレート:570cal
- アーモンドチョコレート:583cal
- 抹茶チョコレート:532cal
※100gあたりのカロリーを比較
「太りやすいチョコ」と「太りにくいチョコ」では何が違うのかというと、食物繊維の量に差があります。
- 食物繊維が多いものは「太りにくい」
- 食物繊維が少ないものは「太りにくい」
「太りやすいチョコ」ランキン「グ
食物繊維の量が少ないものが「太りやすいチョコ」、食物繊維の多いものを選べば「太りにくい(チョコ)」ということがわかりました。
こちらをふまえ、「ミルクチョコレート」、「ホワイトチョコレート」、「ダークチョコレート」、「抹茶チョコレート」、「アーモンドチョコレート」の5種類のチョコレートで、太りやすいチョコレートをランキングで予想!
ご自分へのチョコレート選びや、チョコレートのアソートの中からならどれを食べれば太りにくいかなど、参考にしたい「チョコレートの差」です。
番組で紹介された順にまとめました。まずは一番太りにくいチョコレートからどうぞ!
第5位:「ビターチョコレート」 ※一番太りにくい
5種類の中で一番太りにくいチョコレートにランクイン!
お店で売られているチョョコレートのパッケージには、「COCOA 70%」だとかのカカオの含有量を示す表示がされています。
ビターチョコレートというのは、「カカオが40パーセント以上使われているもの」がビターチョコレートの定義となります。
カカオには食物繊維が多く含まれており、そのカカオからカカオ豆を取り出したものをペースト状にしたものが「カカオマス」といいチョコレートの材料となります。
最近よく売られているビターチョコレートには、カカオが70%も使用されているので、「100gあたり12g」も食物繊維が含まれていることになります。
ゴボウ1本の食物繊維の量が10.3gなので、非常に多いということがわかりますね!
ビターチョコレートに含まれる食物繊維が、腸に壁に食物繊維の膜を作り、糖の吸収を抑えてくれるので太りにくくなります。
⇒ カカオマス自体は、血糖の吸収をブロックするので太りにくい!
第1位:「ホワイトチョコレート」 ※一番太りやすい
ホワイトチョコレートの原材料もビターチョコレートと同じカカオマス(固形)なのですが、作る過程でカカオの食物繊維のほとんどが取り除かれてしまいます。
作る工程でカカオマスを圧縮し、ホワイトチョコの主原料となる「ココアバター」を絞ります。この時点でカカオマスの食物繊維が取り除かれてしまいます。
このココアバターに砂糖とミルクをたくさん加えて、ホワイトチョコレートが作られます。
ホワイトチョコの食物繊維は「100gあたりの食物繊維は0.6g」となり、ビターチョコレートの「12g」と比べて、”ほとんどない”という結果となりました。
つまり、ホワイトチョコレートは一番太るという結果に!
第2位:「抹茶チョコレート」
ホワイトチョコレートに続いて太りやすいのが「抹茶チョコレート」ということになりました。
ご覧の通り、抹茶チョコレートの原材料には抹茶が含まれています。ミルクチョコレートに比べたら太りにくく思いますが、抹茶チョコレートの食物繊維の量は「100gあたり1.6g」で原材料はホワイトチョコレートとほぼ同じ!
ホワイトチョコレートに抹茶パウダーを入れているので、太りやすい!という結果となりました。
第3位:「ミルクチョコレート」
ミルクチョコの食物繊維は「100gあたり3.9g」で、アーモンドチョコと”チョコの食物繊維は同じ”ですが、どこに違いがあるのかというと・・・。
第4位:「アーモンドチョコレート」
アーモンドチョコレートはミルクチョコと”チョコの食物繊維は同じ”なのですが、アーモンドに含まれる食物繊維の量が多い分、太りにくいという結果に!
アーモンドチョコの食物繊維は「100gあたり6.7g」でした。
「チョコファースト」がおすすめ!
最も太りにくいビターチョコレートは、普段の食事による血糖値の上昇を防いでくれるといいます!
その食べ方は「チョコファースト」。
カカオに含まれる食物繊維が豊富な「ビターチョコ」を食事の20分前に食べると食事量が減る!!といいます。
「ベジファースト」は、先に野菜を食べると食後の血糖値を抑える効果があると知られていますが、「チョコファースト」は、食前にビターチョコが良い理由として、二つ教えていただきました。
チョコファーストがオススメな理由
一つ目の理由は、ビターチョコには多くの食物繊維が含まれているので、血糖値の上昇を抑えることが出来る、ということ。
二つ目の理由は、カカオポリフェノールが取れること。この「カカオポリフェノール」という成分は、満腹中枢を刺激する「レプチン」という成分を分泌するので、チョコファーストをすることによって、食べ過ぎを抑えることができる。
この二つの理由から、チョコファーストで食事の量を減らすことが出来るというわけですね!食べ過ぎを抑えることができるので、太りにくいと言えます。
食事の量を減らすことができるからといっても、チョコを食べ過ぎてしまっては本末転倒です。どれくらいの量を食べたらいいかについても教えていただきました。
1回の食事の前に食べる量
「チョコファースト」の時には、ビターチョコの「板タイプなら2カケ」、「つぶタイプなら3つ」目安で、食物繊維とポリフェノールが得られます。
食事の20分前にサラダなどの野菜を取るのは中々難しいと思いますが、チョコレートなら職場でも簡単に取り入れられるので、おススメですね♪
「太りやすいチョコと太りにくいチョコの差」まとめ
「太りやすいチョコ」ランキングの結果は…
第一位 「ホワイトチョコレート」
2位 「抹茶チョコレート」
3位 「ミルクチョコレート」
4位 「アーモンドチョコレート」
5位 「ビターチョコレート」
「ホワイトチョコレート」が太りやすく、「ビターチョコレート」が一番太りにくいでした!
「太りやすいチョコ」と「太りにくいチョコ」の差、「チョコファースト」をうまく取り入れて、健康的にチョコをいただきたいと思います!
ぜひ参考になさってみてくださいね!