2020年4月27日放送「きょうの料理」今回は人気料理家が全国各地の食材から新たなレシピを生み出す新企画・ムラヨシマサユキの「食旅」。第1弾は、お菓子・料理研究家のムラヨシマサユキさんが香川県の食材で腕をふるいます。
こちらでは、番組で紹介されたムラヨシマサユキさんのレシピ「味しみレモンケーキ」の作り方をご紹介します。フレッシュなレモンを丸ごと使った爽やかなケーキです。
【きょうの料理】「チョコレートバターケーキ」の作り方/栗原はるみの冬ごよみ(2020.2.11)
「味しみレモンケーキ」の作り方
出典:きょうの料理
材料(直径15㎝の底が抜けるタイプの丸型1台分)
◎「レモンのシロップ煮」
- レモン(国産):1コ(170~190g)
- グラニュー糖:120g
- 白ワイン:大さじ2
- はちみつ:大さじ1
◎生地
「A」
- 卵:2コ
- グラニュー糖:120g
- 塩:1つまみ
- プレーンヨーグルト(無糖):大さじ2
- 中力粉:100g
- ベーキングパウダー:小さじ1/3
- バター(食塩不使用):50g
*中力粉がなければ、薄力粉でもOK!その場合は140gにする。
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作り方
- 「レモンのシロップを作る」。レモンはよく洗い、皮はおろし金などで黄色い部分だけを削る。削った皮は「A」のグラニュー糖に混ぜておく。残ったレモンは2~3mm厚さの輪切りにして種を除き、シロップ煮の残りの材料とともに鍋に入れる。ヒタヒタになるまで水を注ぎ、中火にかける。
レモンの皮を生地のグラニュー糖に混ぜておくことで、香りがしっかりと移る。
- 沸騰したらアクを取り、弱火にして紙タオル(不織布タイプ)で落としぶたをする。そのままレモンの縁が半透明になるまで、10分間煮る。鍋の中で冷まし、レモンを取り出して汁けをよくきる。シロップは100~120mlとっておく。
煮すぎると渋みが出るので注意。余ったシロップはソーダで割っても。
- 「生地をつくる」。ボウルに「A」を入れ、泡だて器でよく混ぜる。中力粉とベーキングパウダーを合わせてふるいながら加え、粉っぽさがなくなるまでしっかりと混ぜる。
中力粉はダマにいなりやすいので、混ぜる直前にふるい入れる。
- 小鍋にバターを入れ、弱火で溶かす。沸いてきたら火を止め、一度に「3」のボウルに加えて泡だて器でよく混ぜる。ラップで生地の表面をピッチリと覆い、冷蔵庫で6時間以上休ませる。
香りが抜けないよう、空気を抜きながらラップをする。
- 型にオーブン用の紙を敷き、冷たい生地を流し入れ、表面に「2」のレモンのシロップ煮を並べる。型にアルミ箔をかぶせ、200℃に温めたオーブンで30分間焼く。一度取り出してアルミ箔を外し、170℃のオーブンでさらに20~30分間焼く。竹串を刺して、生地が付いてこなければ焼き上がり。
レモンが焦げないように、焼きはじめはアルミ箔をかぶせる。焼き時間は様子を見ながら調整する。
- 「シロップを塗る」。生地をオーブン用の紙ごと型から外す。熱いうちに、「2」のシロップをはけで表面にたっぷりと塗る。
シロップは好みの量でよいが、塗り過ぎるとくずれやすくなるので注意。
ムラヨシマサユキさんの「食旅」のレシピは他にも!
⇒「しょうゆ風味の蒸しパンのレシピ」中力粉で作る蒸しパンは、ふっくらモッチリ、食べるとほっこり。しょうゆのコクと程よい塩けで食べ飽きません。
詳しくは、NHKテキストきょうの料理 2020年 04 月号をご覧ください。
ムラヨシマサユキさんのレシピ本
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