2023年10月31日（初回放送）NHK「きょうの料理」で放送された、堀田朗子さんの「スイートポテト」の作り方をご紹介します。

きょうの料理の中からとっておきのレシピを厳選して取り上げる「蔵出し！お宝レシピ」。今回は、お菓子から炊き込みご飯まで、さつまいもの魅力あふれるレシピです。

一品目は料理研究家・コウケンテツさんのコチュジャンベースのヤンニョムとさつまいもが絶妙なハーモニーを奏でる「タッカルビ」。二品目は料理研究家の後藤加寿子さんの味も見栄えも美しい「さつまいもご飯」。そして、最後の一皿は製菓専門学校教員の堀田朗子さんのさつまいもの甘みが引き立つ「スイートポテト」です。材料や作り方をまとめたレシピをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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スイートポテトの作り方
同じ日に紹介されたレシピ
まとめ

スイートポテトの作り方

じっくりと火を通し、有塩バターを加えることでさつまいもの甘みを引き立てています。コンデンスミルクとラム酒が隠し味で、さつまいもの味も見た目もまんべんなく楽しめる一品です。

材料（12～13㎝長さ／6コ分）

さつまいも：（小）6～8本分（約850ｇ）
バター：120ｇ
砂糖：120ｇ
卵黄：3コ分
コンデンスミルク（加糖練乳）：60ｇ（*なければ同量のはちみつ、または砂糖を加えてもよい。はちみつを加える場合は、1歳未満の乳児には与えないでください。）
ラム酒（好みで）：大さじ2

［つや出汁用卵黄］

卵黄：1コ
みりん：小さじ1

つくる前にしておくこと

バターは常温に戻す。
オーブンを180℃に温める。

作り方

さつまいもは1本ずつアルミ箔で包み、180℃のオーブンで30～40分間、竹串がスッと通るまで焼く。
ゆっくり火を通すほうが甘みが出るので、電子レンジは使わないほうがよい。
熱いうちにアルミ箔を取り、形のきれいな3本を残して皮をむく（やけどに注意）。きれいな3本は左右の側面からそっと切り目を入れて、皮を破らないように縦半分に切る。皮からの厚みを3ｍｍほど残して内側にグルリと切り目を入れ、スプーンで丁寧に中身をくり抜く。
皮を剥いたさつまいも、くりぬいたさつまいもを熱いうちにざるや裏ごし器で、少量ずつ木べらなどを使ってこす。これを600ｇ用意する。
裏ごししたさつまいもが冷めていたら鍋に入れて弱火にかけ、木べらで混ぜながら人肌になるまで温める。さつまいもが温かければ、直接ボウルの中でバター、砂糖を加えて混ぜる。
（4）をボウルに移し、卵黄、コンデンスミルク、ラム酒の順に加え、なめらかになるまで混ぜる。すくい上げると、ポッタリと落ちるくらいの堅さが目安。
（5）の生地を1/6量ずつ（2）の皮の器に詰め、左側、右側と、へらをすべらすようにして表面を山形にする。
オーブンは180℃に温める。（6）を天板に間隔をあけて並べ、つや出し用卵黄をはけで塗る。オーブンに入れ、途中で2～3回つや出し用卵黄を塗りながら、きれいな焼き色がつくまで20～30分間焼いたら完成！