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【きょうの料理】豚の角煮の作り方。前沢リカさんのプロ直伝!

きょうの料理

2023年2月14日(初回放送)NHK「きょうの料理」で放送された「豚の角煮」の作り方をご紹介します。

今回は「プロ直伝!」。 長年角煮を作り続けてきた日本料理店「七草(ななくさ)」の店主 前沢リカさんより、トロッと柔らかな口当たりが魅力の「豚の角煮」を教わります。

一見難しそうな角煮ですが、手順は、焼く、下ゆでする、煮る、といたってシンプル。それぞれのプロセスで、豚のくせや脂をしっかり取り除く、和食ならではの丁寧な下ごしらえを教わります。材料や作り方をまとめたレシピをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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豚の角煮の作り方


出典:きょうの料理

★前沢さん直伝の「プロ技」
1.豚肉の下ゆでは、水面に小さな泡が立つ火加減をキープ。
2.ゆでるときも煮るときも落としぶたをして、豚肉を水面から出さない。
3.八丁みそ酸味のあるコクで、味煮深みを出す。

豚肉のくせや油っぽさは極限まで抑え、うまみが最大限に引き出して極上の口当たりに仕上げた一品です。

材料(3~4人分)

  • 豚バラ肉(塊):1kg
  • しょうが(薄切り):3~4枚
  • ねぎ(青い部分でも白い部分でもよい。/長ければ切る):20cm

[A]

  • 水:カップ4
  • 酒:カップ1/4

[B]

  • ざらめ糖(または好みの砂糖):80g
  • しょうゆ:大さじ2
  • 八丁みそ:30g
  • ほうれんそう(または好みの青菜):1/2ワ(150g)
  • サラダ油
  • 酢(あれば米酢)
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作り方

  1. 【豚肉を焼く】
    肉は厚い膜や余分な脂を取り除き、4cm厚さに切る。フライパン(直径24~26cm)にサラダ油(大さじ2)を中火で熱し、豚肉を脂側を下にして焼く。こんがりと焼き色がついて脂が出てきたら上下を返し、うっすらと焼き色をつける。側面も同様にうっすらと焼き色をつける。

    側面以外は焼きすぎると表面が堅くなるので注意。
    豚肉の下処理:身側にある厚い膜と余分な脂をそぎ取る。脂側の脂が厚い場合は、少しそぐとすっきり仕上がる。
  2. 【豚肉を下ゆでする】
    鍋に(1)を入れ、かぶるくらいの水、しょうが、ねぎを加えて中火にかける。10分間ほどして、水面から湯気が出て、小さな泡が立ちはじめたら火を弱める。この状態を保つ火加減で、豚肉が水面から出ないようにオーブン用の紙で落としぶたをして、1時間30分ほどじっくりとゆでる。

    豚肉が水面から出ると乾いて堅くなるので、落としぶたをする。グラグラ煮立たせないように注意。
  3. たっぷりのぬるま湯(約40℃)をはったボウルに(2)の豚肉を入れ、やさしく洗って表面の脂を取り除く。豚肉をそっと取り出してざるに上げ、水けをきる。
    この状態でゆで豚として楽しめ、保存もできる。冷めたら食べやすく薄切りにし、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で約3週間保存可能。
  4. 【豚肉を煮る】
    別の鍋に豚肉と[A]を入れて中火にかける。煮立ちはじめたら[B]を加え、軽く混ぜる。再び煮立ちはじめたら新しいオーブン用の紙で落としぶたをし、肉が躍らない程度の火加減でコトコトと30分間ほど煮る。

    グラグラと煮立たせない火加減を保つ。
  5. 煮汁をカップ1/4ほど取り分け、八丁みそを耐熱のゴムべらで溶き混ぜる。
    鍋に(5)を戻し入れてオーブン用の紙で落としぶたをし、10分間ほど煮て火から下ろす。

    冷めたら煮汁ごと清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で3~4日間、煮汁ごと冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で約3週間保存可能。
  6. 食べる分の豚肉と煮汁適量を小鍋に入れて中火にかける。煮汁が煮詰まってきたら、鍋を揺すって豚肉にからめ、トロリとするまで煮る。ほうれんそうは熱湯でサッとゆでて水けを絞り、食べやすい長さに切って酢(少々)をからめ、豚の角煮とともに器に盛り付けたら完成!

まとめ

最後までご覧いただき、ありがとうございます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

当ブログでは、きょうの料理で放送されたレシピを多数まとめています。よろしければ合わせてご覧くださいね。きょう料理の記事はこちら

放送
[Eテレ]月曜~火曜 午後9時
[総合]金曜 午後0時20分
再放送
[Eテレ]月~水曜 午前11時30分 (Eテレ1の再放送)
[Eテレ]水曜 午後9時/翌月曜 (総合の再放送)
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