2020年5月25日放送「きょうの料理」は、いまどきヘルシー「しっかりおいしい 減塩のコツ」
「食から元気に!」をテーマに、管理栄養士で料理研究家の牧野直子さんに適切な塩分量でも料理がおいしくなるコツを伝授していただきます。
こちらでは、「しっかりおいしい減塩のコツ」に注目したレシピ(主菜)の「牛ごぼうのだしすき煮」の作り方をご紹介します。ごぼうの香りとだしのうまみの効果で、うすめの味つけでも物足りなさを感じさせません。
「牛ごぼうのだしすき煮」の作り方
出典:きょうの料理
材料(2人分)
- 牛切り落とし肉:150g
- ごぼう:50g
- ねぎ:1/2本(50g)
「A」
- だし:カップ3/4
- しょうゆ・みりん・酒:各小さじ2
- 七味とうがらし:適宜
- サラダ油
作り方
- ごぼうは皮をこそげて洗う。細かいささがきにして水に放し、水気を切る。ねぎは斜め薄切りにする。牛肉は2~3㎝長さに切る。
- フライパンにサラダ油大さじ1/2を中火で熱し、牛肉をサッと炒めて取り出す。
- 「2」のフライパンでごぼう、ねぎを中火でサッと炒め、「A」を加える。煮立ったら牛肉を戻し、落としぶたをして約5分間煮る。
- ごぼうが柔らかくなったら、器に盛り、好みで七味とうがらしをふる。
おいしい減塩のコツ4箇条
1日に摂取してもよい食塩相当量(目安)は、男性なら7.5g、女性なら6.5g。「減塩の料理は味けなさ」をカバーする4つのコツについても牧野直子さんが伝授してくださいました!
1.「うまみ」を深める
濃いめに取ったダシを使ったり、トマトやきのこ、発酵食品など、うまみの濃い食材を合わせる。
2.「酸味」をきかせる
酢やかんきつ類のほか、ヨーグルトやマヨネーズなどの酸味で、減塩の物足りなさをカバー。
3.「香味」を加える
ねぎ、しょうが、にんにくなどの香味野菜、こしょうやカレー粉などの香辛料をアクセントに。
4.「コク」を出す
ごま油や食塩不使用のバターなど、油脂のコクで満足感アップ。香ばしい焼き目をつけるのも効果的。
牧野直子さんの『いまどきヘルシー「しっかりおいしい 減塩のコツ」』のレシピは他にも!
⇒「だし焼きつくねのレシピ」照り焼きより蒸し焼きにすることで減塩!
⇒「かじきの南蛮漬けのレシピ」漬け込まずにからめて減塩!
⇒「小松菜のだし煮」や「アスパラのホイル焼き」も。
詳しくは、NHKテキストきょうの料理 2020年 05 月号をご覧ください。
まとめ
牧野直子さんの減塩レシピ「牛ごぼうのだしすき煮」の作り方をご紹介しました。つい塩分を撮り過ぎてしまいがちですが、おいしい減塩のコツ4箇条を取り入れながらうまく減塩に気を付けたいですね。最後までお読みいただき、ありがとうございます。
【2020.5.25放送】いまどきヘルシー「しっかりおいしい 減塩のコツ」関連記事
【きょうの料理】松野直子「牛ごぼうのだしすき煮」の作り方・しっかりおいしい減塩のコツ(2020.5.25)
【きょうの料理】松野直子「にんじんの減塩甘酢あえ」の作り方・しっかりおいしい減塩のコツ(2020.5.25)