2025年4月21日(初回放送) NHKEテレ「グレーテルのかまど」『葛飾北斎の大福』より、「大福」の作り方・レシピをご紹介します。
江戸の浮世絵師、葛飾北斎。甘いもの好きだった北斎の大好物が大福。その名を知らぬ人はいないほどの存在ですが、実は“甘党”だったんだとか。食事は寝る前にそば2杯だけ、という朝から晩まで絵を描き続けた北斎が、唯一絵筆を持ったまま楽しんだというのが、大好物の「大福」。
そんなエピソードにちなんで、北斎にささげる特製大福作りに挑戦!しかもテーマは、北斎の名作『富嶽三十六景』。<赤富士>と<大波>をかたどった前代未聞の大福です。材料や作り方をまとめたレシピをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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大福の作り方・レシピ
材料 12個(赤富士6個・波6個)
[生地]
- 餅粉:105g
- 上新粉:20g
- 上白糖:125g
- 水:150ml
- 食用色素(赤色・水色):適量
- 片栗粉(打ち粉用):適量
- シロップ(砂糖1:水2):適量
[中あん]
- 小豆こしあん(赤富士用):60g
- 白こしあん(赤富士用):90g
- 白こしあん(波用):150g
下準備
- 蒸し器のお湯を沸かして蒸気をあげておく。
生地をつくる
- 餅粉、上新粉、上白糖を泡立て器でしっかりと混ぜ合わせる。
- 分量の水(八分目)を加え、全体をよく混ぜる。ダマになっていなければ残りの水を加えて混ぜる。
- 約1/3(165g)を食用色素で赤色に着色する。
- せいろの中に蒸し物枠を置き、かたく絞ったぬれ布巾を敷き、生地を入れて20分蒸す。
- 蒸し上がったら布巾ごと取り出し、ボウルに移し木じゃくしでかき混ぜ、均一になったら湯せんしておく。
赤富士用と波用の中あんの準備
- 小豆こしあん10g、白こしあん15gを各6個用意して、あん玉にする。
- 白こしあんを手のひらに丸く広げ、小豆こしあんをのせて包む。6個用意する。
- 150gの白こしあんを食用色素で水色に着色し、25gのあん玉を6個用意する。
「赤富士」を仕上げる
- 湯せんしておいた赤富士用の餅生地(赤色)を片栗粉に取り、ピンポン玉より少し小さめ(25g)に分割する。
- 湯せんしておいた赤富士用の餅生地(白色)を片栗粉に取り、親指の先くらい(3g)に分割する。
- 1を手の平で押さえて丸くのばし、片栗粉を指先につけながら中央に穴を開ける。
- 穴の周囲にシロップを少量付けて、2の白生地を穴でふさぐようにのせ、接着する。
- 4に2をのせ、包む。
- 俵型にし、中央上の白生地部分を人差し指と中指で挟んでつまみ上げ、角を出して山型に整え余分な片栗粉を払う。
「波」を仕上げる
- 湯せんしておいた波用の餅生地(白色)を片栗粉に取り、ピンポン玉より少し小さめ(25g)に分割する。
- 1を手の平で押さえて丸くのばし、波用のあん玉(水色)をのせ、包み、俵型にする。
- ぬらしてかたく絞った薄手の布巾の内側に片栗粉を付け、2をのせて包み、茶巾絞りにする。
- 絞り口を人差し指にかぶせるように少しカーブさせる。布巾から取り出し、形を整えて余分な片栗粉を払う。
グレーテルのかまど 葛飾北斎の大福の作り方・レシピ まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。ぜひ参考にしてみてくださいね!