【グレーテルのかまど】うぐいす餅の作り方。秀吉が名付け親の可愛い和菓子。

2022年3月7日（初回放送） NHKEテレ「グレーテルのかまど」で放送された、「秀吉のうぐいす餅」の作り方をご紹介します。

春を告げる和菓子として今も広く親しまれているのが、うぐいす餅。茶の湯を好んだ天下人秀吉が名付け親なんだとか。秀吉の弟秀長がお抱えの職人に「とにかく珍しい菓子を作れ」と命じて作らせたのが、その発祥と伝わり、秀吉はたいそう気に入ったという和菓子です。若草色のお餅で粒あんを包み、きな粉をまぶしたかわいいうぐいす餅にヘンゼルも挑戦！材料や作り方をまとめたレシピをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

秀吉のうぐいす餅の作り方

出典：グレーテルのかまど

材料（20個分）

［うぐいす餅生地（作りやすい分量）］

• もち粉：180g
• 水：160ml
• 上白糖（生地用）：280g

• 卵白：20g（Mサイズ2/3個分）
• 上白糖（メレンゲ用）：30g
• 食用色素（緑）：適量

• うぐいすきな粉（手粉と仕上げ用）：適量

［中あん］

• 小豆つぶあん 400g

下準備

• お湯を沸かしておく

作り方

1. 【雪平（せっぺい）生地を作る】
   もち粉に分量の水を加え、耳たぶぐらいの固さにこねる。
2. 生地を4等分にし、平たくのばして真ん中に穴をあける。
3. 沸騰したお湯に生地を入れて約5分ゆでる。
   生地が浮いてふくらんでくるのが目安。
4. ゆで上げた生地を別の鍋に入れ、弱火で練りながらひとつにまとめる。
5. 上白糖を3回～4回に分けて加えながら練る。上白糖を加えるごとに鍋肌からゆで汁少量を加えて調整し、滑らかになるまで練る。
   時々、水にぬらしたさらしを巻きつけた木じゃくしで鍋肌についた生地をぬぐい取る。
6. 木じゃくしですくってみて、手にくっつかなくなったら、湯せんしておく。
7. 卵白を溶きほぐして泡立てる。上白糖を2回に分けて加えながら泡立て、角が軽く立つ程度のメレンゲを作る。
8. 緑色の食用色素を加えてよく混ぜ、着色する。
9. （6）の生地に加える。
10. 弱火にかけ、木じゃくしで手早く練り混ぜて、滑らかでつやのある状態まで練り上げれば、雪平（せっぺい）生地の出来上がり。
11. バットに入れたうぐいすきな粉（手粉）に移し、生地を折りたたみながら粗熱を取る。
12. 【あんを包む】
    生地が冷めないうちに30gずつに分ける。
13. 生地を平らにしてあん玉（1個20g）をのせ、生地を少し引っ張りながら包む。
14. 俵形に成形する。
15. 両端をつまんでくちばしと尾っぽに見立てる。
16. 茶こしを使い、上からうぐいすきな粉をふりかければ完成！