2022年5月31日 テレビ朝日系「林修のレッスン!今でしょ」で放送された、夏の最強野菜ベスト3オクラ・枝豆・ナス農家が教える賢い食のオキテと、簡単につくれる農家メシレシピを一覧にまとめましたのでご紹介します。
野菜を知り尽くした生産農家のオキテから学ぶ、美味しい野菜の選び方、調理法、保存法!間違った知識で調理や保存をすると、体の症状を改善する栄養が無駄になる!?正しい農家のオキテ&簡単につくれる農家メシも大紹介!ぜひ参考にしてみてくださいね。
Pickup!生産者から“チョク”で届く。新鮮食材はこちらから
オクラ
善玉菌を活性化し、胃腸を整えるオクラのネバネバ成分ペクチン。
オクラは茹でずにお湯をかけるだけ!
茹で過ぎるとクタクタになってしまうだけでなく、水溶性の食物繊維なので、ゆでると水溶性食物繊維やミネラルが溶けだし、含有量が減ってしまいます。茹でずにサッと熱湯をかけるだけでOK!
オクラのポン酢和え
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https://rinrinto.com/imadesho-20220531-1-88018
オクラの豚肉巻き
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オクラ丼
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オクラ水
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産毛がびっしりなものを選ぶべし!
オクラのうぶ毛は水分を保つ働きがあるとされ、収穫後は次第に倒れていき、抜け落ちていきます。
産毛がしっかり立ってびっしり生えているものが鮮度の高いオクラです。ヘタを手前に寝かせて確認するのがおすすめです。
枝豆
死亡の年商を助ける!枝豆のコリン&オルニチン。コリンは、糖や脂肪をエネルギーとして優先的に使うようサポートし、オルニチンは、代謝をあげて糖や脂質の燃焼を促進します。ただし、保存法調理法を間違えると、せっかくの栄養をとり損ねてしまうかもしれません。
枝豆は茹でずに焼いて食べるべし!
枝豆のコリン&オルニチンは、枝豆の細胞にしまわれているので、加熱することで細胞壁が壊れて吸収されやすい状態になります。ただし、ゆでてしまうとお湯に溶けだしてしまうため、焼くのがおすすめです。
焼き枝豆
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腸内環境を整えるさやごと味噌汁!
枝豆のさやごと味噌汁
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枝豆は入れる袋に注意!
枝豆は野菜の中でも鮮度の落ちやすい野菜です。収穫後も成長しようとして呼吸しているため、鮮度が落ちやすくなります。買ってきて2~3日置く場合は、売られている鮮度保存袋のまま保存します。
鮮度保存袋は、目では見えない小さな穴が開いていて、袋の中の酸素を適度に調整し、呼吸を抑えて鮮度を保ってくれます。密閉袋などは枝豆が完全に呼吸できなくなり、劣化が早まる可能性があります。
ナス
ナスには血圧を低下させる成分・コリネステルが大量に含まれています。コリンエステルは血圧改善の効果があります。消化管に働き、自律神経の活動を抑え副交感神経の活動を活発にし、血管が拡張・血圧が下がります。
ナスの選び方。ナスはさかい目を見よ!
ナスは収穫するとコリンエステルが増えず、日がたつと分解されてしまいます。そのため、ナス選びで重要なのは「鮮度」!
鮮度の高いナスの見分け方は、ナスのヘタと実の間にある白い生長の後がくっきりあるもの(白い部分があるもの)を選びます。
ナスは日中紫外線を浴びることで、白→なす紺と言われる紫色になります。よいナスは、白い部分が広く味がよくなる一方で、白い部分が少ないものは、形がいびつで堅くなります。
ヘタのとげがたっているものを選ぶべし!
また新鮮なナスは、手に刺さるくらいのトゲが立ちます。新鮮なものはトゲが立ち、時間がたつと水分が抜け、とげが柔らかくなります。
調理法・コリンエステルが倍になる加熱法
コリンエステルは、電子レンジで加熱することで約2倍になります。ナスは切ってしまうと、コリンエステルを分解する酵素がでてしまいます。切らずに加熱できるレンチンがおすすめです。加熱することで、コリンエステルの量が2倍になります。
またコリンエステルには、水に溶けやすい性質があるため、水にさらすのはあまりおすすめではないそうです。
ナスのぬか漬けはGABA(ギャバ)が豊富
ナスのぬか漬けには、コリンエステルの他にGABA(ギャバ)も豊富に含まれています。GABAは、交感神経を抑制し体をリラックスさせるので、血圧を下げる効果が期待できます。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
【MC】林修
【副担任】斎藤ちはる(テレビ朝日アナウンサー)
【学級委員長】バカリズム
【学友】伊沢拓司、檀れい、伊集院光、高山一実、橋本涼、森千晴
【講師】磯田道史、市橋研一、中村浩蔵、星野泰三