2022年6月20日(初回放送) NHKEテレ「グレーテルのかまど」『金沢の五色生菓子』より、「五色生菓子」の作り方をご紹介します。
金沢の婚礼にまつわる伝統菓子『五色生菓子』。金沢を取り巻く豊かな自然をかたどったとも、五臓六腑を表すともいわれる婚礼にふさわしいお菓子として菓子職人が考案した五種類の和菓子。ヘンゼルも家庭でできる簡単な作り方で挑戦!材料や作り方をまとめたレシピをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
五色生菓子の作り方
出典:グレーテルのかまど
材料(5種 各6個)
[蒸しようかん(里)の生地]
- 小豆こしあん:400g
- 薄力粉:50g
- もち粉:10g
- 三温糖:20g
- 塩:2g
- シロップ:適量
[あん入りもち(日、海、山)の生地]
- 上新粉:200g
- もち粉:100g
- 熱湯:300ml
- 上新粉(手粉用):適量
[あん入りもち(日、海、山)の中あん]
- 小豆こしあん:540g
[日の仕上げ]
- いら粉:30g
- 食用色素(本紅色):適量
- 水:適量
[山の仕上げ]
- 道明寺粉:60g
- ぬるま湯:50ml
- 食用色素(黄色):適量
[まんじゅう(月)の生地]
- 膨張剤(イスパタ):3g
- 甘酒:25g(米粒が少ないものが使いやすい)
- 上白糖:30g
- 薄力粉:60g
- 薄力粉(手粉用):適量
[まんじゅう(月)の中あん]
- 小豆こしあん:210g
下準備
- 蒸し器に水をいれ、沸騰させておく。
蒸しようかん(里)を作る
- ボウルに小豆こしあんを入れ、薄力粉、もち粉、三温糖、塩を加え、粉けがなくなるまで手で混ぜる。
- 濡らしたさらしを敷いた蒸し器に小分けにして並べ、30分蒸す。
- 蒸し上がったらボウルに移し、木べらで均一になるように混ぜ、粗熱が取れるまで待つ。
- 手にシロップをつけ、中に空気が入らないように丸くまとめ、転がしながら直径5~6㎝の筒状にのばす。
- 表面にシロップを塗り、常温で完全に熱が取れるまで冷ます。
- 冷ましたら、包丁で2㎝幅に切る。
あん入りもち(日、海、山)を作る
- 本紅色の食用色素で着色した水にいら粉を加え、ゴムべらでよく混ぜる。平らに広げて乾かしておく。
- 道明寺粉を水で洗い、ざるで水けを切っておく。黄色の食用色素で着色したぬるま湯に加え、ほぐして10分ほどおく。
- ボウルに上新粉、もち粉を入れ、よく混ぜてから熱湯を一気に加え、粉けがなくなるまで木べらでこねる。
- 粗熱が取れたら手でまとめ、手粉を入れたバットに移し、30gずつに分ける。
- 【日の成形】
生地を大きく広げ、あん(30g)をのせて包み込み、生地を中心に集めてしっかり閉じる。平らに押さえて形を整える。 - 【海の成形】
生地を大きく広げ、あん(30g)をのせて包み込み、閉じる前に両端の生地をつまみながら、ひし形になるように包む。平らに押さえて形を整える。 - 【山の成形】
日と同様に包み、表面を水で湿らせ、黄色に着色した道明寺粉をつける。平らに押さえて形を整える。 - 濡らしたさらしを敷いた蒸し器に並べ、15分蒸す。
- 蒸し上がりすぐには触らず、粗熱が取れたら、ラップを敷いた平らな容器に移し、片面だけが乾かないよう、時々裏返しながら冷ます。
- 【日の仕上げ】
半分をシロップで濡らし、本紅色に着色したいら粉をつける。
まんじゅう(月)を作る
- 膨張剤と甘酒をよく混ぜ、上白糖を加え、すり混ぜる。
- 薄力粉を加え、粉けがなくなるまで混ぜる。
- 手粉を入れたバットにあけ、6等分に切り分ける。
- 生地を広げ、あん(35g)をのせ、包み終わりの閉じ口が薄くなるように包む。平らに押さえて形を整える。
- 濡らしたさらしを敷いた蒸し器に並べ、霧吹きで表面に水をかけ、15分蒸す。
- 蒸し上がりすぐには触らず、粗熱が取れたら、ラップを敷いた平らな容器に移す。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。ぜひ参考にしてみてくださいね!
放送
[Eテレ]毎週月曜 午後10時
再放送
[総合]毎週水曜 午前11時05分(一部の地域を除く)
[Eテレ]毎週金曜 午後1時05分
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