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【林修の今でしょ講座】新型コロナ対策「消毒編」 マスク&消毒の正しい知識(2020.6.23)

林修のレッスン!今でしょ・林修の今でしょ講座
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2020年6月23日放送「林修の今でしょ!講座 3時間SP」緊急企画!!第2波を防ぐ新型コロナ対策(秘)最新研究が紹介されました。今こそやるべき「正しい消毒法」、最適なマスク素材、正しい洗濯法、食事中の正しいマスクの保管法、一番イイ消毒液は何?液体とジェルの違い、買った野菜は洗うべき?、台所・便所など意外なコロナが潜む場所、プロが伝授するお掃除術などが放送。

こちらでは、番組で紹介された「新型コロナ対策マスク&消毒の正しい知識(消毒編)」についてまとめたいと思います!教えてくれたのはグローバルヘルスケアクリニック院長 水野康孝先生です。新型コロナウイルス対策、最新研究でどこまでわかったのかを教えていただきました。

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消毒液効果があるのは?

アルコール消毒液、ハンドソープ、次亜塩素酸水等 種類が一気に増えた消毒液ですが、新型コロナに一番効果がある消毒液はどれ?ということで、2つ挙げていただきました。

①アルコール消毒液

国が発表している新型コロナに有効な消毒液のひとつは「アルコール消毒液」。厚生労働省が新型コロナに有効だと推奨しているアルコール濃度は「約70~83%」。またアルコール濃度が濃すぎると撃退する前に揮発してしまうとのこと。

濃度が低くても全く効果がないわけではないですが、撃退するまでに時間がかかってしまうというデメリットがあります。また、アルコール濃度の表記がないものはアルコール濃度が低く消毒に適さない場合もあるため注意が必要で、濃度が書かれているもののほうがより効果的とのことでした。

液体タイプとジェルタイプの効果の違いについては、アルコール濃度が変わらなければ消毒という意味では変わりはないとのこと。使用する上で、液体タイプだと手からこぼれやすく、ジェルタイプの場合はこぼれにくく、擦り込む意味ではジェルタイプのほうが効率的とのことでした。

手荒れがひどい人は保湿成分を含むジェルタイプがオススメとのことでした。

新型コロナがアルコールで撃退できる原理
新型コロナウイルスはエンベロープ(脂質の膜)があり、アルコールがつくとエンベロープを壊して退治する。インフルエンザウイルスも同じ原理。

②界面活性剤

新型コロナのエンベロープを壊すのに有効なものとして、経済産業省が先月(2020年5月)発表したのが石鹸や洗濯洗剤の主成分である「界面活性剤」。

石鹸や洗剤、ハンドソープなどが新型コロナの膜を油汚れのように破壊・分散する働きがある。効果がると認められたのは有効成分が入っているものとのことでしたが、普段使いってる石鹸や洗剤にはだいたい入っているとのことでした。

詳しくは、国の要請で洗剤の有効性を研究しているNITE(ナイト)のホームページに掲載があります。

次亜塩素酸水は新型コロナ予防に有効?

先生によると、ある程度の効果は期待できると思うが、それを国が推奨する段階まではいっていないとの見解でした。アルコール消毒や界面活性剤を使って対策をしていれば、新型コロナに感染する可能性はほとんどなくなると思うとのことでした。

体につきやすいところは?

手はしっかり消毒していても他にウイルスがつきやすいところは?という林先生の疑問に答えていただきました。

1位「手」、2位「顔」、3位「髪の毛」につきやすい!

ウイルスがつきやすくなる一番の原因は「手」。シドニー・ニューサウスウェールズ大学(2015年)で、26人が1時間に平均23回顔を触ったという研究結果が報告されているくらい、手は知らず知らずのうちに顔を触ったり髪を触ったりしてしまいがちのため、ウイルスは手で触るところに多くつきやすくなります。

感染症対策委が教える最強の対策法

対策
家に帰ったらまず、シャワーやお風呂に入ってウイルスを洗い流すこと。

着ているものも毎日洗濯することが望ましいですが、洗えないスーツや制服などの場合は、アルコールスプレーが効果的とのことでした。

口の中が汚いとウイルスに感染しやすい

インフルエンザウイルスの研究ではありますが、口の中のケアをしている人としていない人では、感染する確率が約10倍もの差が!歯周病菌が作るプロテアーゼ(酵素)が口の中の粘膜を破壊し、ウイルスが体内に入りやすくなるため、感染リスクが高まってしまう結果に。口の中をケアすることで歯周病菌が減り、新型コロナ予防にも期待できるとのことでした。

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家で今 注意すべき場所は?

新型コロナ対策で家での消毒をされている方は多いと思いますが、家の中でウイルスが多くいそうな場所・またその消毒方法はどうやったら効果的なのでしょうか?ここからは、消毒のプロフェッショナルで病院清掃30年の松本忠男先生が、家の中で特に注意が必要な場所トップ3を教えてくれました。

第3位「洗面所」 注意度★★★

洗面台の周りには手洗い後のしぶきやホコリが飛び散り、そのままではウイルスをまき散らして放置している状態になっている。

洗面所の消毒方法
飛び散った液体を乾いた布で拭き取る!

第2位「トイレ」 注意度★★★★

新型コロナが便から検出されたという報告があり、ウイルスはトイレットペーパーを通過してしまいます。知らない間にウイルスがついた手や指でドアノブやスイッチなどを触って感染が拡大するということも。またトイレを流すときには注意が必要で、蓋を開けたまま流すと飛沫やウイルスが舞い、床に落ちてたまる可能性が!床にも注意が必要!

トイレの消毒方法
トイレの後はしっかりと手洗いをすることが大切。

第1位「ダイニングテーブル」 注意度★★★★★

家の中でもっとも注意が必要な場所は「ダイニングテーブル」でした。注意が必要な理由として、「会話が多い場所なので飛沫が落ちる」「食べこぼしや手の脂が多い」「ハウスダストが溜まりやすい」の3つ。そういったところにはウイルスが集まりやすく、食事をする場所なのでウイルスを手でさわり口に入れる可能性が高い場所といえるとのことでした。

食事の前と後にテーブルを拭くご家庭も多い中、拭き方を間違えている方が意外と多く、間違ったやり方でテーブルを拭くと逆効果になってしまう、とのことで正しいテーブルの拭き方についてもレクチャーしていただきました。

正しい消毒法「テーブルの拭き方チェック」

正しい拭き方
一方向に乾拭き(濡れたもので拭いてはいけない)

ウイルスやハウスダストは乾いた汚れなので、乾いた汚れのウイルスに水拭きをすると逆効果で、あたり一面に塗り広げてしまうことになり、ゴシゴシ拭くとウイルスやとごレが余計にこびりつき残ってしまう!

【掃除の鉄則】
乾いた汚れは乾いたもので拭き取る!

消毒の専門家が教える「正しいテーブルの拭き方!」

拭き方のポイントは、先頭が必ず進む方向を向いていること。Sの字に動かす。

消毒の専門家が教える裏ワザ
雑巾やクロスなど拭くものを三角形に折ると軸ができ回転しやすくなる。
消毒をしたい場合は
乾拭きでウイルスや汚れをしっかり取り除いてから最後に消毒のアルコール
テーブルの消毒方法
乾いた布で辛なず一方向に拭く!

買った野菜などは消毒必要?

たくさんの買い物客が手に取る野菜にウイルスや汚れがついていないとはいえないが、消毒の必要はないとのこと。買い物してきた後の野菜や果物は、水で15~30秒すすぎ洗いすることが対策につながります。それでも心配な場合は、熱処理をしたりするとよいとのことでした。

スマートフォンの消毒法

手の脂がついやすいスマートフォンは、ウイルスやハウスダストがよりくっつきやすく取れにくい状態になっています。そこで、病院消毒の専門家推奨のスマホの簡単消毒除菌法について教えていただきました。

アルコールを使うと素材を炒めてしまうので、まずは一方方向の乾拭きが大事。

お金の新型コロナ対策

お金は流通しているもので、ひとつひとつを除菌するのは難しいものです。そのためお金からの感染リスクを減らすためにできることとは?

利き手以外を使い感染リスクを軽減させる。

まとめ

「新型コロナ対策マスク&消毒の正しい知識(消毒編)」についてまとめました。最後までお読みいただき、ありがとうございます。ぜひ、参考にしてみてください!

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