池上彰のニュースそうだったのか!正月の風習・意味についてのまとめ(2020.1.4)

池上彰のニュースそうだったのか!

2020年1月4日放送 池上彰のニュースそうだったのか!! 実は知らない日本SP 「実は知らない!お正月のこと」について取り上げます。

 

■番組の内容はこちら!

●実は知らない!お正月のこと
あたりまえのようにやっている、お正月行事。皆さんはその意味についてちゃんと理解していますか?初詣はいつまでに行くのが正解?お寺と神社、どっちに行く?…日本人ならぜひ知っておきたいお正月の風習について、わかりやすく解説します!

■出演者はこちら

≪ニュース解説≫
池上彰
≪進行≫
宇賀なつみ
≪ゲスト≫
高畑淳子・北村晴男・千原ジュニア・木本武宏(TKO)・渡辺裕太・堀田茜

 

早いことで、お正月休みも終わりますが、みなさんはお正月のおせち・お飾りの意味はご存じでしたか?こどもにお年玉をあげるそもそもの理由は?

意外と知らないお正月のことを、池上彰さんがわかりやすく教えてくれました。

しっかり聞いて、こちらにまとめていきたいと思います!

 

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新年の挨拶「あけましてめでとうございます」何に対しておめでとう?

「あけましておめでとう」というのは、年が明けたからというのもあるのですが、無事に歳を重ねたことへのお祝いでした。

「お誕生日おめでとう」と同じ意味合いのおめでとうなんだとか!

その理由は、数え年にあります。

昔は、生まれたときが1歳で毎年元旦に歳を重ねる、1月1日に全員が一つづつ歳をとっていくというのが通例でした。そのため、「みなさん一緒に一つ年を取りましたね、おめでとう」という使い方をされていたというわけです。

【数え年の場合】
12月31日生まれ 1歳 ⇒ 翌日の元旦には2歳になる

数え年が使われていたのは、戦前までともいわれています。

現在使われているのは「満年齢」

現在は「数え年」ではなく、生まれた時は0歳、誕生日で1歳加算するという「満年齢」が使われています。

その理由は、年齢に関する法律があるからです。1949年(昭和24年)、「年齢のとなえ方に関する法律」が制定され、満年齢に一本化されました。

今でも、「七五三詣」・「厄払祈願」・「厄除祈願」では数え年を使う場合もあります。

 

実は知らない新年のこと 12選

「初詣」や「お年玉」、「おせち料理」、「お正月飾り」など、お正月には当たり前にやっていることは色々あります。
でも、実はあまりよくわからずにやっていることはたくさんあるのではないでしょうか。
そこで、実は知らない新年のこと12項目について、池上彰さんがクイズ形式で出題されましたのでまとめました。問題を解きながら読み進めてみてくださいね。

【実は知らない新年のこと】

  • 初詣はいつまでに行く?
  • 初夢はいつ見た夢?
  • 昔のお年玉は何?
  • おせち料理を食べるワケは?
  • お正月飾りはいつしまう?
  • お屠蘇は何を飲む? など

☑実は知らない新年のこと①:お正月に迎えるのは?

お正月は、各家にある方をお迎えすると言われていますが、1月4日もお迎え中というある方はどなたでしょう?

【A】ご先祖様 【B】神様 【C】ご近所様 【D】実は何も迎えない

正解は【B】神様でした。
池上彰さんの解説によると、新年にお迎えする「年神様」。各家に豊作や幸せをもたらす神様がやってきます。
年神様をお迎えしておもてなしをし 見送るための行事が正月に重なっています。
「年末の大掃除」「正月飾り」などをするのも、全て年神様を迎えるためにしているということなんだとか。
お正月飾りにも種類があり、神様が迷わないための目印(※諸説あり)として「門松」を置く、年神様を迎える準備ができた印(※諸説あり)として「しめ飾り」を飾る、年神様へのお供え物 依り代(※諸説あり)として「鏡餅」を飾る などがあります。

☑実は知らない新年のこと②:お屠蘇は何を飲む?

お正月に家族そろって飲むお酒「お屠蘇」ですが、お屠蘇は何を飲むのでしょうか?

【A】純米酒 【B】甘酒 【C】薬草酒 【D】焼酎
正解は【C】薬草酒でした。
池上彰さんの解説によると、。現在は日本酒で済ますこともあるのですが、そもそもは日本酒やみりんに5~10種類ほどの生薬を漬け込む薬草酒を飲みます。
また「屠蘇散」を使えば、薬草酒を簡単に作ることができます。「屠蘇散」には、ショウガ・シナモン・サンショウなど5~10種類の生薬が入っていて、ティーバック状になった「屠蘇散」をお酒やみりんを混ぜたものに一晩漬けるという便利なものが売られています。
お屠蘇には本来、「邪気を屠り 魂を蘇らせる」という意味があります。中国から伝来した習慣で、お屠蘇を飲むことで一年の邪気を払い長寿を願って飲むと言い伝えられています。
屠るの意味:からだを切りさく 敵を破る など

☑実は知らない新年のこと③:お屠蘇を一番最初に飲んだ方がいいのは?

お屠蘇は通常、家族で一つの盃を回して飲むものですが、4人家族の場合、お屠蘇を一番最初に飲んだ方がいいのはだれでしょう?
【A】年長の祖父 【B】一家の大黒柱 【C】厄年の母 【D】末っ子の娘
正解は【D】末っ子の娘でした。
池上彰さんの解説によると、お屠蘇というのは若い人の生気を年長者に渡す(※諸説あり)だとか、毒見の名残というせつもあるんだとか。
反対に、お屠蘇を一番最後に飲んだ方がいいのは「厄年の母」となります。理由は、厄年以外の人が口にした盃には厄をはらう力があるとされているため、厄年の母は最後に飲むということになるんだと言います。
これはあくまでも一般的な作法なので、地域や家庭の伝統にもよるため、年長者から飲んで若い人に分け与えるというやり方をしているところもあるんだとか。

☑実は知らない新年のこと④:何でお正月におせち料理を食べる?

番組の街頭インタビューで、お正月におせち料理を食べる理由について聞いたところ、「食べ物に困らないように」や「女性に楽をしてもらうため」などの意見が聞かれましたい。

本来、おせち料理を食べるわけはなんでしょうか?

【A】神様の好物だから 【B】家事をしないため 【C】子どもい食材を教えるため 【D】特に理由はない
正解は【B】家事をしないためでした。
池上彰さんの解説によると、「正月三が日は主婦が家事を休む」といわれていて、お正月には各家のかまどの神様がやってくるので、聖なる火を汚さないように三が日はかまどの火を使わないようにした というお正月の言い伝えがあります。
そのため、おせち料理は大晦日のうちに作り、煮物や焼き物などの日持ちする保存食が多いのです。ちなみに、温かいお雑煮やお餅は火鉢を代用して作っていたんだとか。
そもそもおせちは正月だけのものではありませんでした。「おせち=お節」と書き、神様に季節ごとにお供えした料理をおせちく(御節供)」と呼んだところからきています。
おせちという呼び名が正月料理として定着したのは、デパートの戦略で「おせち」という名前で暮れに売り出したことが定着したと言われているんだとか。
昔のおせちの呼び方は食積(くいつみ)と言われていたんだそうですよ!

お雑煮はなぜ正月に?

ではお雑煮はなぜお正月に食べるのかというと、お正月に神様にお供えした餅や野菜を正月にみんなで食べることで、一年間健康でいられますようにという願いが込められていると言われています。

既に平安時代には雑煮を食べる風習があり、新年最初に汲んだ水と新年最初の火で煮込んで元旦に食べたのが雑煮の始まりだととも伝えられています(※諸説あり)。

また、その土地で採れた特上の食材を使用するので、究極の地産地消だともいわれているのだとか!(※諸説あり)

 

☑実は知らない新年のこと⑤:祝箸はなんで両方使える?

祝箸はどうして両方使えるようになっているのかご存じですか?

【A】片方は神様用 【B】片方はもち専用 【C】家族で使い回す用 【D】ただのデザイン

正解は【A】片方は神様用でした。
池上彰さんの解説によると、神様と人間が同じ食事を味わうということを「神人共食」と言います。
祝箸の長さにも決まりがあり、八寸(24㎝)のものを使います。八は末広がりで縁起がいいというわけです。
米俵を意味して五穀豊穣を祈るために、箸の形も中ほどが少し太くなっているのだとか。
箸袋にも意味があり、神様と同じものを使うので三が日は同じ箸を使いなさいということで、箸袋に名前を書いて使ったのだそうです。

☑実は知らない新年のこと⑥:元日にお風呂に入ってはダメ その理由は?

お正月には昔ながらの言い伝えがたくさん残っていますが、中では今では信じがたいような風習もあります。実は元日はお風呂に入ってはいけないというのですが、なぜ元日のお風呂はだめなのでしょか?

【A】神様はお風呂が嫌い 【B】福が洗い流されるから 【C】風呂の水で洗濯するため 【D】裸になってはダメ
正解は【B】福が洗い流されるからでした。
池上彰さんの解説によると、せっかく年神様が家に来て福をもたらしてくださったのに、お風呂に入って洗い流すのはよくうないと昔の人は考えたのだそう。
同じような理由から、洗濯もダメ。
さらに、掃除も福の神を掃きだしてしまうので、三が日は掃除をしないのだとか!!
また、三が日は刃物を使ってはいけないという方もいるそうで、包丁で切るのは神様・家族と縁を切ることにつながるからなんだとか。爪を切るのもダメ。(※諸説あり)
ということで、三が日はなるべく何もしないほうがよいと池上さんはおっしゃっていました。

☑実は知らない新年のこと⑦:初夢はいつ見た夢?

初夢は大晦日の夜見た夢のこと?それとも、年を越して初めてみた夢のこと?いつのことだかご存じですか?

【A】大晦日の夜 【B】元旦の夜 【C】元旦か二日の夜 【D】その年に初めて見た夢
正解は【C】元旦か二日の夜でした。
池上彰さんの解説によると、元日の夜見る夢または正月2日の夜に見る夢(※【広辞苑 第七版】より)と広辞苑にも書かれています。
そもそも初夢というのは、夢の内容から1年の吉凶を占う日本古来の風習になります。
初夢を見ると縁起が良いということから、一富士二鷹三茄子(いちふじ にたか さんなすび)ということわざがあります。
【一富士=無事・不死】【二鷹=高い】【三茄子=成す】
また、いい夢を見るために「七福神を乗せた宝船の絵」を枕の下にを入れるといい夢が見られるという風習があり、宝船の絵にかかれたおまじないを三回唱えるとさらに良いと言われているんだとか。
「なかきよの とをのねふりの みなめさめ なみのりふねの をとのよきかな」
「七福神を乗せた宝船の絵」を枕の下に入れ、前から読んでも後ろから読んでも同じ回文の和歌となっている”おまじない”を3回唱えれば、良い夢が見られるかも!

☑実は知らない新年のこと⑧:昔のお年玉は何だった?

子どもたちが楽しみにしているお年玉。では、昔のお年玉は何をあげていたのでしょうか?

【A】昔からお金 【B】おもち 【C】みかん 【D】紙の札
正解は【B】おもちでした。
池上彰さんの解説によると、お年玉がお餅からお金になったのは最近のことで、昭和に入ってから 戦後からではないかと言われています。
そもそもどうしてお年玉という風習が始まったのかというと、「お年玉」という言葉にヒントがありました。
お年玉の文字を見てみると、「年=年神様」、「玉=魂」で「御年玉」となるそうで、昔の一家の主である家長が鏡餅を割って家族や子供たちに餅玉を分け与えたことが由来なのだとか。(※諸説あり)
ちなみに、現在の小中学生のお年玉の平均総額は全体平均で「24,424円」(小学生21,382円、中学生30,507円 ※2018年のお年玉)で、使い道の第一位が「貯金」とのことでした。

池上さんの一言「堅実ですね」。

☑実は知らない新年のこと⑨:干支は全部でいくつある?

2020年はねずみ年ですね。では干支は全部でいくつある?

【A】12 【B】24 【C】60 【D】1800
正解は【C】60でした。
池上彰さんの解説によると、十二支と言われることから「12」と思っている人が多いのですが、そうではありません。
【十二支】
子(ねずみ)、丑(うし)、寅(とら)、卯(うさぎ)、辰(たつ)、巳(み)、午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)、亥(い)
干支には十二支のほかに十干(じっかん)と呼ばれるものがあります。
【十干】
甲(こう きのえ)、乙(おつ きのと)、丙(へい ひのえ)、丁(てい ひのと)、戌(ぼ つちのえ)、己(き つちのと)、庚(こおう かのえ)、辛(しん かのと)、壬(じん みずのえ)、癸(き みずのと)
十二支と十干を組み合わせていくと、干支(十干十二支)という表になり、それが全部で60種類になります。十干の「干」と十二支の「支」を合わせているので、干支(えと)と読むのだそうです。
出典:池上彰のニュースそうだったのか!!実は知らない日本SP

そもそも「十二支」と「十干」は何なのか?

十二支は昔で言う「カレンダー」でした。昔の中国で暦や時間などに使われていたのですが、中国の発案者が人々に覚えてもらうために12の動物をあてただけなんだとか。
十干は、十二支と合わせて日付を表すものとして使われていました。

あの名前の由来も干支だった!

出典:池上彰のニュースそうだったのか!!実は知らない日本SP

  • 春と夏の高校野球の場所「甲子園球場」は甲子(きのえね)に球場が作られたから。
  • 幕末の「戊辰戦争」は辰年の戊(つちのえ)の年に起こったから。戊辰(つちのえ たつ)=1868年
  • 60歳の誕生日を祝う「赤いちゃんちゃんこ」は癸亥(みずのと い)=60で還暦となる。還暦は、暦が60年で一巡して戻ることから、赤ちゃんに戻る、第二の人生に生まれ変わるという意味。

☑実は知らない新年のこと⑩:正月飾りはいつしまう?

正月飾りはいつしまうのがよいか、ご存じでしたか?

【A】1月4日 【B】松の内まで 【C】1月10日 【D】1月中
正解は【B】松の内まででした。
池上彰さんの解説によると、松の内というのは年神様が降りてきている期間のことです。
松の内の期間は地域によって違い、関東圏は7日まで、関西圏は15日までとなります。※地域の風習で他の日の場合もあります。
昔の松の内の期間は、全国で15日まで、鏡開きは20日までとされていたのですが、江戸時代に鏡開きの日が将軍の月命日となってしまうため、鏡開きが1月11日変更されました。
そして、1月11日は松の内であったため、松の内を避けるために1月7日をもって飾り納めとするという御触れをだしたのだとか。幕府の影響力の強い関東地方では、松の内を1月7日までとするようになったとも言われています。
また、1657年1月18日に起こった明暦の大火は、江戸が三日も燃え続けました。燃えやすいものがたくさんある中で、門松や松飾りは燃えやすいので早くしまう必要があるということで、1月7日までとなったという説もあるのだとか。

正月飾りを家庭の一般ゴミで処分する方法

松の内が終わったら片づける正月飾り神社などでお焚き上げをしてもらったり、一年の豊作・大量・無病息災などを祈る「どんど焼き」で燃やしたりするのが一般的な処分方法ですが、家庭の一般ごみとして処分する方法がありました。
そのやり方は、1.塩で清める、2.大きな紙で包む、3.一般ごみとは別の袋に入れる というやり方もいいそうです。

うちにはしめ縄3年分くらいたまってます。

☑実は知らない新年のこと⑪:初詣は神社とお寺どっちに行った方がいい?

初詣に行くのは、神社とお寺どっちに行った方がいいかご存じですか?

【A】神社 【B】お寺 【C】どっちでも良い 【D】両方行くべき
正解は【C】どっちでも良いでした。
池上彰さんの解説によると、どちらでもよいのだそうです。初詣の参拝客数ランキングでは、1位神社「毎時神宮」、2位はお寺「成田山新勝寺」となりました。

神社とお寺の大きな違いは

神社をはじめ自然のあらゆるところに神様がいるとする”神道”の神様を祭っているのが神社です。一方で、仏教の仏様を祭った施設がお寺です。
また、名前の最後に「大社」・「稲荷」・「神宮」・「八幡」・「天神」とつくのが神社、「薬師」・「大師」・「不動尊」が付くのはお寺です。※一部例外もあります。

☑実は知らない新年のこと⑫:初詣はいつまでに行くといい?

初詣はいつまでに行った方がいいか、ご存じですか?

【A】松の内の期間中 【B】1月中 【C】自分の誕生日 【D】いつでもいい
正解は【A】松の内の期間中でした。
池上彰さんの解説によると、特に決まりはないのだそうですが、松の内の期間に初詣に行くのが一般的だと言われています。

元日にお金を使っていいのはお賽銭の時だけ!?

初詣を終えた後、参道のお店で昼食を取って帰るという人は少なくないと思いますが、「元日にお金を使っていいのはお賽銭の時だけ」という風習があるんだとか!
「一年の計は元旦にあり」つまり、一年の計画は元日に立てることが大切ですよという意味で、初詣の参拝後は寄り道をせず帰宅するのがよいという昔の風習があるのだそうです。

初詣のお賽銭はいくらいれればいい?

初詣のお賽銭はいくらほどしていますか?
お賽銭とは願い事が叶ったお礼に神仏に捧げるお金のことを指します。※諸説あり
金額が多い方がご利益があるというわけではないとも言われています。
ちなみに、お賽銭の全国平均は605円ですが、三重県の平均はなんと2,323円と全国で第一位となりました(2位 福島県1,487円、2位 青森県1,368円)。 出典:引っ越し比較・予約サイト「引っ越し侍」(2015年)
三重県のお賽銭平均金額が全国平均の4倍近くも多かったのは、伊勢神宮のおひざ元ということもあったのかもしれません。

伊勢神宮は、個人的な願いをしてはいけないところで、国家安泰を祈願するところなんだそうです。

もし個人的なお願いをする場合は、伊勢神宮の内宮の中に個人的なお願いをしてもいいところがあるそうなので、そちらにお賽銭を入れて家内安全・健康をお祈りしてくださいね。

 

 

まとめ

日本人なら知っておきたいお正月のこと、いくつご存じでしたか?

もし知らなくても今回覚えてしまえば、来年に使えますね!

よろしければ、ご参考になさってくださいね☆

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